第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問
呼吸療法装置第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問(呼吸療法装置)の正答は 2 です。減圧症は、高い圧力の下で組織に溶け込んだ窒素などの不活性ガスが、急に圧力が下がったとき溶けきれずに気泡になって起こる。
問題
減圧症とその治療について誤っているのはどれか。
- 1. 長時間の深い深度での潜水作業後に発症する。
- 2. 組織内に溶解した酸素が気泡化することで発症する。 ✓
- 3. 神経症状、呼吸器症状、皮膚症状などを呈する。
- 4. 高気圧酸素治療により、不活性ガスの体外への排出を促進する。
- 5. 標準的治療方法は、約5 時間の高気圧酸素治療である。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 組織内に溶解した酸素が気泡化することで発症する。
減圧症は、高い圧力の下で組織に溶け込んだ窒素などの不活性ガスが、急に圧力が下がったとき溶けきれずに気泡になって起こる。酸素は組織で消費されるため気泡の主成分にならない。
【各選択肢の解説】
1. 長時間の深い深度での潜水作業後に発症する。
✅ 正しい。深いほど周囲の圧力が高く、長いほど組織に溶け込む不活性ガスが増える。そのあとの浮上(減圧)で気泡ができやすい。
✅ 正しい。深いほど周囲の圧力が高く、長いほど組織に溶け込む不活性ガスが増える。そのあとの浮上(減圧)で気泡ができやすい。
2. 組織内に溶解した酸素が気泡化することで発症する。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、気泡になるのは窒素などの不活性ガスである。酸素は体内で代謝に使われるため、溶けたまま残りにくい。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、気泡になるのは窒素などの不活性ガスである。酸素は体内で代謝に使われるため、溶けたまま残りにくい。
3. 神経症状、呼吸器症状、皮膚症状などを呈する。
✅ 正しい。気泡がどこにできるかで症状が変わり、関節痛・皮膚のかゆみや発疹・しびれや麻痺などの神経症状・胸痛や呼吸困難(チョークス)がみられる。
✅ 正しい。気泡がどこにできるかで症状が変わり、関節痛・皮膚のかゆみや発疹・しびれや麻痺などの神経症状・胸痛や呼吸困難(チョークス)がみられる。
4. 高気圧酸素治療により、不活性ガスの体外への排出を促進する。
✅ 正しい。加圧で気泡を小さくし、高濃度の酸素を吸わせて体内の窒素分圧を下げ、窒素が肺から出ていくのを速める。
✅ 正しい。加圧で気泡を小さくし、高濃度の酸素を吸わせて体内の窒素分圧を下げ、窒素が肺から出ていくのを速める。
5. 標準的治療方法は、約5 時間の高気圧酸素治療である。
✅ 正しい。標準的に用いられる米海軍治療表6は、2.8気圧(絶対圧)からの酸素再圧を段階的に減圧する約4時間45分の治療表で、約5時間に当たる。
✅ 正しい。標準的に用いられる米海軍治療表6は、2.8気圧(絶対圧)からの酸素再圧を段階的に減圧する約4時間45分の治療表で、約5時間に当たる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原因 | 溶けた不活性ガス(窒素)の気泡化 |
| 起こる場面 | 潜水・高圧作業のあとの急な減圧 |
| 治療 | 高気圧酸素治療(気泡の縮小+窒素の洗い出し) |
高気圧酸素治療のほかの代表的な適応=一酸化炭素中毒・動脈ガス塞栓症。
📗 MEカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」第1章を開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
関連
スポンサーリンク(広告)