MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問

呼吸療法装置第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 2 です。気管挿管中に胸郭運動の左右差が生じる原因を選ぶ。

問題
気管挿管中の患者の胸郭の動きに左右差が見られた。 疑われる原因はどれか。 a.片肺挿管 b.気 胸 c.呼吸回路の接続外れ d.気管チューブの食道挿管 e.主気管支の痰づまり
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、b、e

気管挿管中に胸郭運動の左右差が生じる原因を選ぶ。片側だけ換気が偏る・片側が虚脱するとき左右差になる。a片肺挿管・b気胸・e主気管支の痰づまりが該当し、その組合せは2番。


【各選択肢の解説】

a. 片肺挿管
✅ 該当。チューブが一方の主気管支へ深く入り片側のみ換気され左右差になる。
b. 気胸
✅ 該当。患側肺が虚脱し、その側の胸郭が動かなくなる。
c. 呼吸回路の接続外れ
❌ 該当しない。両側とも換気されなくなり、左右差ではなく両側とも動かない。
d. 気管チューブの食道挿管
❌ 該当しない。肺に空気が入らず両側とも胸郭が動かない(胃部膨隆が起こる)。
e. 主気管支の痰づまり
✅ 該当。一方の主気管支が閉塞し、その側の換気が低下して左右差になる。

よって左右差の原因はa・b・e → 組合せを持つ選択肢は2番が正答。


【試験対策ポイント】

左右差=片側の異常(片肺挿管・気胸・片側無気肺・片側痰づまり)。両側同時に動かない=回路外れ・食道挿管・完全閉塞。片肺挿管は右主気管支が分岐角度の関係で起こりやすい。挿管後は必ず両肺の呼吸音を聴診で確認。

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