MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第69問

呼吸療法装置第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第69問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。内部バッテリは、外部からの電源が途絶えたとき・搬送するときのための予備の電源で、使える時間が限られる。

問題
人工呼吸管理の災害時への対応として誤っているのはどれか。
  1. 1. 常時から非常電源用コンセントに電源プラグを接続しておく。
  2. 2. 用手的換気装置の用意をしておく。
  3. 3. 医療ガス安全管理委員会に設備、配管の点検を依頼する。
  4. 4. 人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。 ✓
  5. 5. 停電後の復電時には、サージ電流対策を講じる。

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。

内部バッテリは、外部からの電源が途絶えたとき・搬送するときのための予備の電源で、使える時間が限られる。災害時は非常電源(発電機や無停電電源)から給電し、内部バッテリは温存しておく。


【各選択肢の解説】

1. 常時から非常電源用コンセントに電源プラグを接続しておく。
✅ 正しい。停電が起きてから差し替えるのでは間に合わない。生命維持装置は、ふだんから非常電源(できれば無停電電源)のコンセントにつないでおく。
2. 用手的換気装置の用意をしておく。
✅ 正しい。電源やガスが失われ人工呼吸器が止まったとき、すぐにバッグバルブマスクなどで手で換気できるよう、ベッドサイドに備えておく。
3. 医療ガス安全管理委員会に設備、配管の点検を依頼する。
✅ 正しい。医療ガスの設備・配管の保守点検や安全管理は同委員会の業務で、災害後は供給設備や配管に損傷がないかを確かめてもらう。
4. 人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、非常電源コンセントからの給電を優先し、内部バッテリは外部電源が使えないとき・院内搬送のときのために温存する。
5. 停電後の復電時には、サージ電流対策を講じる。
✅ 正しい。電気が戻る瞬間には大きな突入電流(サージ)が流れ、機器を壊すことがある。機器の電源を切っておく・順に入れるなどで守る。

【試験対策ポイント】

非常電源の区分(JIS T 1022 病院電気設備の安全基準)

区分電源が戻るまでコンセント
一般非常電源40秒以内赤
特別非常電源10秒以内赤
瞬時特別非常電源0.5秒以内緑(無停電)

人工呼吸器などの生命維持装置は無停電(緑)につなぐ。

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