MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問

体外循環・補助循環第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問(体外循環・補助循環)の正答は 1 です。人工心肺による体外循環に伴う生体反応を選ぶ。

問題
人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。 a.補体系が活性化する。 b.血小板数が減少する。 c.リンパ球数が減少する。 d.血中抗利尿ホルモンが減少する。 e.血中ブラジキニンが減少する。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b、c

人工心肺による体外循環に伴う生体反応を選ぶ。a補体活性化・b血小板減少・cリンパ球減少が正しく、組合せは1番。dADH・eブラジキニンはいずれも「増加」が正しいので誤り。


【各選択肢の解説】

a. 補体系が活性化する。
✅ 正しい。人工材料との接触で補体が活性化し炎症反応(全身性炎症反応)を起こす。
b. 血小板数が減少する。
✅ 正しい。血液希釈・回路への吸着・消費で血小板数は減少する。
c. リンパ球数が減少する。
✅ 正しい。ストレス・希釈により減少する。
d. 血中抗利尿ホルモンが減少する。
❌ 誤り。手術・体外循環のストレスでADHは増加する。
e. 血中ブラジキニンが減少する。
❌ 誤り。接触相(カリクレイン・キニン系)の活性化でブラジキニンは増加する。

よって正しいのはa・b・c → 1番が正答。


【試験対策ポイント】

体外循環は血液と異物の接触で補体・凝固・線溶・カリクレイン-キニン系を活性化し全身性炎症反応(SIRS)を惹起。ストレスホルモン(ADH・カテコラミン・コルチゾール)は増加。血球は希釈・消費で減少する。

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