第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問
血液浄化療法装置第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。血液透析で積極的に除去すべき血中物質(尿毒素)を選ぶ。
問題
血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。
a.クレアチニン
b.尿 素
c.b 2 -ミクログロブリン
d.重炭酸
e.ヘモグロビン
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — a、b、c
血液透析で積極的に除去すべき血中物質(尿毒素)を選ぶ。aクレアチニン・b尿素・cβ2-ミクログロブリンが除去対象で、組合せは1番。d重炭酸・eヘモグロビンは除去してはいけない。
【各選択肢の解説】
a. クレアチニン
✅ 除去すべき。小分子の代表的尿毒素で透析効率の指標にもなる。
✅ 除去すべき。小分子の代表的尿毒素で透析効率の指標にもなる。
b. 尿素
✅ 除去すべき。小分子尿毒素。Kt/Vなどで除去率を評価する。
✅ 除去すべき。小分子尿毒素。Kt/Vなどで除去率を評価する。
c. β2-ミクログロブリン
✅ 除去すべき。中分子量物質で、蓄積すると透析アミロイドーシスの原因になる。
✅ 除去すべき。中分子量物質で、蓄積すると透析アミロイドーシスの原因になる。
d. 重炭酸
❌ 除去すべきでない。むしろ透析液から補充し代謝性アシドーシスを補正する。
❌ 除去すべきでない。むしろ透析液から補充し代謝性アシドーシスを補正する。
e. ヘモグロビン
❌ 除去すべきでない。血球内成分で正常では膜を通過せず、除去対象ではない。
❌ 除去すべきでない。血球内成分で正常では膜を通過せず、除去対象ではない。
よって除去すべきはa・b・c → 1番が正答。
【試験対策ポイント】
尿毒素の分類。小分子(尿素60・クレアチニン113)→拡散で除去/中分子(β2-MG 約11800)→大孔径膜・濾過で除去。重炭酸(HCO3−)は補充する側、Na・Ca・Kなど電解質は透析液組成で是正。血球・アルブミンは漏らさない。
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