第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問
生体物性第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問(生体物性)の正答は 2 です。100 Hzにおける生体組織の導電率は、水分・電解質を多く含むほど高い。
問題
100 Hz における生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか。
- 1. 脂 肪1血 液1骨格筋
- 2. 脂 肪1骨格筋1血 液 ✓
- 3. 骨格筋1血 液1肝 臓
- 4. 骨格筋1肝 臓1脂 肪
- 5. 肝 臓1血 液1脂 肪
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 脂肪<骨格筋<血液
100 Hzにおける生体組織の導電率は、水分・電解質を多く含むほど高い。血液が最も高く、次いで骨格筋、脂肪が最も低い。よって「脂肪<骨格筋<血液」とする2番が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 脂肪<血液<骨格筋
❌ 誤り。血液は骨格筋より導電率が高い。
❌ 誤り。血液は骨格筋より導電率が高い。
2. 脂肪<骨格筋<血液
✅ 正しい。水分・イオンに富む血液が最大、脂肪が最小。
✅ 正しい。水分・イオンに富む血液が最大、脂肪が最小。
3. 骨格筋<血液<肝臓
❌ 誤り。血液が最も高く、この序列にはならない。
❌ 誤り。血液が最も高く、この序列にはならない。
4. 骨格筋<肝臓<脂肪
❌ 誤り。脂肪は導電率が最も低い。
❌ 誤り。脂肪は導電率が最も低い。
5. 肝臓<血液<脂肪
❌ 誤り。脂肪が最高になることはない。
❌ 誤り。脂肪が最高になることはない。
【試験対策ポイント】
生体組織の導電率(低周波)は水分・電解質量に比例。高い順に体液・血液>筋・肝など実質臓器>脂肪・骨(低い)。骨・脂肪は絶縁的。導電率は周波数が上がると増加し(β分散)、筋は線維方向で異方性を示す。
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