MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問

生体物性第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(生体物性)の正答は 5 です。血管の外膜は コラーゲン(膠原線維) が主体で強さを担い、中膜は エラスチン(弾性線維) と平滑筋で弾性を担う。

問題
組織を構成する主な線維について正しい組合せはどれか。 a.骨の基質 ― アクチン b.関節軟骨 ― ミオシン c.骨格筋 ― ケラチン d.血管の外膜 ― コラーゲン e.血管の中膜 ― エラスチン
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.9%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

血管の外膜は コラーゲン(膠原線維) が主体で強さを担い、中膜は エラスチン(弾性線維) と平滑筋で弾性を担う。a〜cは筋の収縮たんぱく(アクチン・ミオシン)や上皮のケラチンを結合組織に当てた取り違え。


【各選択肢の解説】

a.骨の基質 ― アクチン
❌ 誤り。正しくは骨の基質の線維はⅠ型コラーゲンで、そこにヒドロキシアパタイトが沈着する。アクチンは筋の収縮たんぱく。

b.関節軟骨 ― ミオシン
❌ 誤り。正しくは関節軟骨の線維はⅡ型コラーゲンで、プロテオグリカンとともに基質をつくる。ミオシンは筋の収縮たんぱく。

c.骨格筋 ― ケラチン
❌ 誤り。正しくは骨格筋の主な線維はアクチンとミオシン。ケラチンは表皮・毛・爪の線維。

d.血管の外膜 ― コラーゲン
✅ 正しい。外膜は膠原線維を主とする結合組織で、血管が引き伸ばされすぎないよう支える。

e.血管の中膜 ― エラスチン
✅ 正しい。中膜は平滑筋と弾性線維からなり、特に大動脈などの弾性動脈ではエラスチンが多く、拍動を受け止めて弾性を担う。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはd・eである。
2. a、e
❌ 誤り。aが誤り。正しくはd・eである。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはd・eである。
4. c、d
❌ 誤り。cが誤り。正しくはd・eである。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。外膜=コラーゲン、中膜=エラスチン。

【試験対策ポイント】

線維主な働き多い所
コラーゲン引っ張りに強い骨(Ⅰ型)・軟骨(Ⅱ型)・腱・血管外膜
エラスチン伸び縮み(弾性)弾性動脈の中膜・肺・皮膚
ケラチン硬さ・保護表皮・毛・爪
アクチン・ミオシン収縮筋
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