MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問

生体物性第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(生体物性)の正答は 5 です。組織と主な構成線維の正しい組合せを選ぶ。

問題
組織を構成する主な線維について正しい組合せはどれか。 a.骨の基質 アクチン b.関節軟骨 ミオシン c.骨格筋 ケラチン d.血管の外膜 コラーゲン e.血管の中膜 エラスチン
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — d、e

組織と主な構成線維の正しい組合せを選ぶ。d血管の外膜—コラーゲン・e血管の中膜—エラスチンが正しく、組合せは5番。他は線維たんぱくの対応が誤っている。


【各選択肢の解説】

a. 骨の基質—アクチン
❌ 誤り。骨基質の主線維はコラーゲン(I型)。アクチンは筋の収縮線維。
b. 関節軟骨—ミオシン
❌ 誤り。軟骨の主成分はII型コラーゲン。ミオシンは筋線維。
c. 骨格筋—ケラチン
❌ 誤り。骨格筋はアクチン・ミオシン。ケラチンは表皮・毛髪・爪の線維。
d. 血管の外膜—コラーゲン
✅ 正しい。外膜は膠原線維(コラーゲン)が主体で強度を担う。
e. 血管の中膜—エラスチン
✅ 正しい。中膜は弾性線維(エラスチン)と平滑筋に富み弾性を担う。

よって正しい組合せはd・e → 5番が正答。


【試験対策ポイント】

構造線維たんぱく。コラーゲン=引張強度(骨・腱・靱帯・血管外膜)/エラスチン=弾性(動脈中膜・肺・皮膚)/ケラチン=上皮・毛髪/アクチン・ミオシン=筋収縮。大動脈の弾性はエラスチンによる(ウィンドケッセル効果)。

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