第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問
医用材料第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問(医用材料)の正答は 1 です。不動態は金属の表面にできる 薄く緻密な酸化被膜 で、内部の腐食を防ぐ。
問題
不動態について正しいのはどれか。
a.チタン合金に形成される。
b.ステンレス鋼に形成される。
c.酸化被膜である。
d.形状記憶効果を示す。
e.熱硬化性をもつ。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.8%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番(a・b・c)
不動態は金属の表面にできる 薄く緻密な酸化被膜 で、内部の腐食を防ぐ。チタン(合金)やステンレス鋼が生体内で錆びにくいのはこの被膜による。形状記憶・熱硬化性は別の材料の性質。
【各選択肢の解説】
a.チタン合金に形成される。
✅ 正しい。表面に酸化チタンの被膜ができ、耐食性が高い。インプラント材料に使われる理由の1つ。
b.ステンレス鋼に形成される。
✅ 正しい。含まれるクロムが酸化クロムの被膜をつくり、錆びにくくする。
c.酸化被膜である。
✅ 正しい。不動態は金属表面の緻密な酸化物の膜で、環境と金属内部を隔てて腐食の進行を止める。
d.形状記憶効果を示す。
❌ 誤り。正しくは形状記憶効果はNi-Ti合金などの相変態(マルテンサイト変態)による性質で、不動態とは別のもの。
e.熱硬化性をもつ。
❌ 誤り。正しくは熱硬化性は加熱で硬化する高分子(エポキシ樹脂など)の性質で、金属表面の被膜の性質ではない。
1. a、b、c
✅ 正しい(=正答)。チタン合金・ステンレス鋼にできる酸化被膜。
✅ 正しい(=正答)。チタン合金・ステンレス鋼にできる酸化被膜。
2. a、b、e
❌ 誤り。eが誤り。正しくはa・b・cである。
❌ 誤り。eが誤り。正しくはa・b・cである。
3. a、d、e
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・cである。
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・cである。
4. b、c、d
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・cである。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・cである。
5. c、d、e
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・cである。
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・cである。
【試験対策ポイント】
- 不動態=金属表面の緻密な酸化被膜→耐食性(チタン・ステンレス鋼・コバルトクロム合金)
- 形状記憶・超弾性=Ni-Ti合金(ステント・ガイドワイヤ)
- 熱硬化性・熱可塑性=高分子材料の分類
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