第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問
外科学第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(外科学)の正答は 5 です。術後無気肺では肺胞がつぶれて換気されない部分ができ、低酸素血症とそれを補う頻呼吸・頻脈、呼吸困難が出る。
問題
術後無気肺の徴候でないのはどれか。
- 1. 呼吸困難
- 2. 低酸素血症
- 3. 頻脈
- 4. 頻呼吸
- 5. 低体温 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.2%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 低体温
術後無気肺では肺胞がつぶれて換気されない部分ができ、低酸素血症とそれを補う頻呼吸・頻脈、呼吸困難が出る。体温はむしろ発熱の側に動くので、低体温は徴候でない。
【各選択肢の解説】
1. 呼吸困難
❌ 誤り。正しくは徴候である。肺胞が虚脱して換気できる肺が減り、息苦しさを感じる。
❌ 誤り。正しくは徴候である。肺胞が虚脱して換気できる肺が減り、息苦しさを感じる。
2. 低酸素血症
❌ 誤り。正しくは徴候である。虚脱した肺胞にも血流は流れ続けるので、酸素化されない血液が動脈側に混ざり(シャント様の換気血流不均衡)、PaO₂が下がる。
❌ 誤り。正しくは徴候である。虚脱した肺胞にも血流は流れ続けるので、酸素化されない血液が動脈側に混ざり(シャント様の換気血流不均衡)、PaO₂が下がる。
3. 頻脈
❌ 誤り。正しくは徴候である。低酸素血症を補うため交感神経が働き心拍数が増える。
❌ 誤り。正しくは徴候である。低酸素血症を補うため交感神経が働き心拍数が増える。
4. 頻呼吸
❌ 誤り。正しくは徴候である。低酸素血症を補うため呼吸数が増え、浅く速い呼吸になる。
❌ 誤り。正しくは徴候である。低酸素血症を補うため呼吸数が増え、浅く速い呼吸になる。
5. 低体温
✅ 徴候でない(=正答)。無気肺では術後早期に発熱を伴うことがあり、体温が下がる徴候とはされない。
✅ 徴候でない(=正答)。無気肺では術後早期に発熱を伴うことがあり、体温が下がる徴候とはされない。
【試験対策ポイント】
- 術後無気肺の原因:全身麻酔・創部痛による浅い呼吸、咳ができず気道分泌物がたまる(上腹部・胸部手術の後に多い)
- 徴候:呼吸困難・低酸素血症・頻呼吸・頻脈・発熱、患側の呼吸音減弱
- 予防:術前からの呼吸訓練、術後の深呼吸・排痰・早期離床・インセンティブスパイロメトリ
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