MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第21問

消化器系第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第21問(消化器系)の正答は 1 です。胃潰瘍の主因はヘリコバクター・ピロリ感染とNSAIDsで、除菌が再発予防に有効。

問題
胃潰瘍について正しいのはどれか。
  1. 1. ヘリコバクター・ピロリ菌が原因となる。
  2. 2. 黒色便は生じない。
  3. 3. 組織欠損は粘膜にとどまる。
  4. 4. プロトンポンプ阻害薬は禁忌である。
  5. 5. 仏痛時はNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を投与する。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — ヘリコバクター・ピロリ菌が原因となる。

胃潰瘍の主因はヘリコバクター・ピロリ感染とNSAIDsで、除菌が再発予防に有効。正答は1番。


【各選択肢の解説】

1. ヘリコバクター・ピロリ菌が原因となる。
✅ 正しい。ピロリ菌感染が胃潰瘍・胃癌の主要因で、除菌治療が行われる。
2. 黒色便は生じない。
❌ 誤り。出血すると上部消化管出血としてタール便(黒色便)を生じる。
3. 組織欠損は粘膜にとどまる。
❌ 誤り。潰瘍は粘膜筋板を越えて深く達する(粘膜内にとどまるのは「びらん」)。
4. プロトンポンプ阻害薬は禁忌である。
❌ 誤り。PPIは胃酸分泌を抑える第一選択の治療薬
5. 疼痛時はNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を投与する。
❌ 誤り。NSAIDsは粘膜防御を低下させ潰瘍を悪化・誘発するため避ける。

【試験対策ポイント】

消化性潰瘍の二大成因=ピロリ菌・NSAIDs。びらん(粘膜内)と潰瘍(粘膜筋板超え)の深さの違い、出血時のタール便・吐血、治療はPPI+ピロリ除菌(アモキシシリン+クラリスロマイシン+PPIの三剤)。胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は空腹時の心窩部痛が典型。

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