第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第23問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第23問(救急・集中治療)の正答は 2 です。法的脳死判定(臓器の移植に関する法律施行規則)の項目は、①深昏睡、②瞳孔の固定・散大、③脳幹反射の消失、④平坦脳波、⑤自発呼吸の消失の5つである。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
法的脳死判定(臓器の移植に関する法律施行規則)の項目は、①深昏睡、②瞳孔の固定・散大、③脳幹反射の消失、④平坦脳波、⑤自発呼吸の消失の5つである。ここから深昏睡・平坦脳波・自発呼吸消失を選ぶ。
【各選択肢の解説】
a.深昏睡
✅ 正しい。JCSで300、GCSで3にあたる、痛み刺激にまったく反応しない状態を確認する。
b.平坦脳波
✅ 正しい。脳波が平坦(電気的に無活動)であることを、規定の条件で記録して確認する。
c.左右瞳孔不同
❌ 誤り。左右差は脳ヘルニアなどの所見で、脳死の基準ではない。正しくは、瞳孔が固定し、左右とも径4mm以上であることを確認する。
d.腱反射消失
❌ 誤り。腱反射は脊髄の反射で、脳死でも残ることがあるため判定に用いない。正しくは、判定するのは脳幹反射の消失(対光反射・角膜反射・毛様脊髄反射・眼球頭反射・前庭反射・咽頭反射・咳反射)である。
e.自発呼吸消失
✅ 正しい。無呼吸テストで、PaCO₂を上げても自発呼吸が出ないことを確認する。PaCO₂を上げて負担をかける検査なので、他の項目を確認した後に最後に行う。
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはa・b・e。
✅ 正しい(=正答)。a・b・eとも正しい記述である。
❌ 誤り。dが誤った記述。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが誤った記述。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが誤った記述。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
- 5項目:深昏睡・瞳孔固定(両側4mm以上)・脳幹反射消失・平坦脳波・自発呼吸消失
- 6時間以上(6歳未満は24時間以上)あけて2回判定する(臓器の移植に関する法律施行規則)
- 脊髄反射(腱反射など)は残ってよい=判定に入らない
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