MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問

生体電気・磁気計測第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 4 です。図では、左手が電圧計の+側につながり、右手と左足はそれぞれ抵抗Rを通して1点にまとめられ、そこが-側になっている。

問題
図は標準12 誘導心電図の誘導法を電気回路で表したものである。図の誘導はどれか。
第36回午後第27問 図
  1. 1. Ⅰ誘導
  2. 2. Ⅲ誘導
  3. 3. aVR 誘導
  4. 4. aVL 誘導 ✓
  5. 5. V₃ 誘導

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.4%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — aVL 誘導

図では、左手が電圧計の+側につながり、右手と左足はそれぞれ抵抗Rを通して1点にまとめられ、そこが-側になっている。1肢を探査電極とし、残り2肢を抵抗で結んだ点を基準とするのは増幅単極肢誘導で、探査電極が左手なのでaVLである。


【各選択肢の解説】

1. Ⅰ誘導
❌ 誤り。抵抗で2肢をまとめる回路ではない。正しくは、Ⅰ誘導は左手(+)と右手(-)の2点間の電位差を直接測る双極肢誘導である。
2. Ⅲ誘導
❌ 誤り。正しくは、Ⅲ誘導は左足(+)と左手(-)の2点間を測る双極肢誘導である。
3. aVR 誘導
❌ 誤り。同じ増幅単極肢誘導だが探査電極が違う。正しくは、aVRは右手を+とし、左手と左足を抵抗で結んだ点を基準とする。
4. aVL 誘導
✅ 正しい(=正答)。左手を+、右手と左足を等しい抵抗で結んだ点(2肢の平均電位)を-とする回路で、図と一致する。
5. V₃ 誘導
❌ 誤り。正しくは、胸部誘導で、胸壁のV₃の位置の電極を+とし、右手・左手・左足の3肢をそれぞれ抵抗で結んだWilsonの中心電極を基準とする。

【試験対策ポイント】

誘導+側-側(基準)
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(双極肢誘導)左手・左足・左足右手・右手・左手
aVR・aVL・aVF(増幅単極肢誘導)右手・左手・左足残り2肢を抵抗で結んだ点
V₁〜V₆(単極胸部誘導)胸部電極3肢を結んだWilsonの中心電極

回路図では、-側が「1肢」か「2肢の合成」か「3肢の合成」かと、+側がどの肢かを見る。

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