MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問

生体電気・磁気計測第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 4 です。標準12誘導の増幅単極肢誘導のうち、aVL誘導は左手(+)と、右手・左足を結んだ中点を基準(−)とする回路構成。

問題
図は標準12 誘導心電図の誘導法を電気回路で表したものである。 図の誘導はどれか。 右手 R R V 左手 左足
  1. 1. Ⅰ誘導
  2. 2. Ⅲ誘導
  3. 3. aVR 誘導
  4. 4. aVL 誘導
  5. 5. V3 誘導

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — aVL 誘導

標準12誘導の増幅単極肢誘導のうち、aVL誘導は左手(+)と、右手・左足を結んだ中点を基準(−)とする回路構成。図がこの結線であれば正答は4番。


【各選択肢の解説】

1. Ⅰ誘導
❌ 誤り。Ⅰ誘導は左手(+)と右手(−)の双極肢誘導で、抵抗合成の中点基準ではない。
2. Ⅲ誘導
❌ 誤り。Ⅲ誘導は左足(+)と左手(−)の双極肢誘導。
3. aVR 誘導
❌ 誤り。aVRは右手が探査電極(+)となる増幅単極肢誘導。
4. aVL 誘導
✅ 正しい。左手を探査電極とし、他の2肢(右手・左足)を抵抗で結んだ中点を基準にする増幅単極肢誘導。
5. V3 誘導
❌ 誤り。V3は胸部誘導で、ウィルソン結合の中心電極を基準とする。

【試験対策ポイント】

双極肢誘導(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)=2点間の電位差(アイントーベンの三角形)。増幅単極肢誘導(aVR・aVL・aVF)=1肢を探査電極、残り2肢の中点を基準(Goldberger)。胸部誘導(V1〜V6)=ウィルソンの中心電極(3肢の平均)を基準。回路図では基準電極が「1点」か「2肢の合成中点」か「3肢の合成」かで見分ける。

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