第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問
生体物理・化学現象の計測第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。熱希釈式肺動脈カテーテル(スワンガンツカテーテル)は右心系〜肺動脈に留置し、混合静脈血酸素飽和度・中心静脈圧・心拍出量・肺動脈圧・肺動脈楔入圧を測定する。
問題
熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。
- 1. 混合静脈血酸素飽和度
- 2. 左室収縮期圧 ✓
- 3. 中心静脈圧
- 4. 心拍出量
- 5. 肺動脈圧
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 左室収縮期圧
熱希釈式肺動脈カテーテル(スワンガンツカテーテル)は右心系〜肺動脈に留置し、混合静脈血酸素飽和度・中心静脈圧・心拍出量・肺動脈圧・肺動脈楔入圧を測定する。左室収縮期圧は直接測定できないため正答は2番。
【各選択肢の解説】
1. 混合静脈血酸素飽和度
✅ 測定できる。肺動脈で採血/オキシメトリにより連続測定可能(SvO₂)。
✅ 測定できる。肺動脈で採血/オキシメトリにより連続測定可能(SvO₂)。
2. 左室収縮期圧
❌ 測定できない。カテーテル先端は肺動脈にあり左室内圧は直接測れない。正答。
❌ 測定できない。カテーテル先端は肺動脈にあり左室内圧は直接測れない。正答。
3. 中心静脈圧
✅ 測定できる。近位ポート(右房付近)で測定。
✅ 測定できる。近位ポート(右房付近)で測定。
4. 心拍出量
✅ 測定できる。冷水注入による熱希釈法で測定。
✅ 測定できる。冷水注入による熱希釈法で測定。
5. 肺動脈圧
✅ 測定できる。先端ポートで肺動脈圧を測定。
✅ 測定できる。先端ポートで肺動脈圧を測定。
【試験対策ポイント】
スワンガンツ(肺動脈)カテーテルで測れるもの:右房圧(CVP)・右室圧・肺動脈圧・肺動脈楔入圧(PAWP=左房圧の指標)・心拍出量(熱希釈)・混合静脈血酸素飽和度(SvO₂)。楔入圧が左房圧・左室拡張末期圧の指標になるが、左室収縮期圧は直接は測れない。血行動態モニタリングの基本デバイス。
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