第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第32問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第32問(医用画像計測)の正答は 2 です。装置が生体にエネルギーを照射して、その反射・透過・吸収を測る方式か、体内に投与した放射性医薬品から出てくる放射線を受け取るだけの方式かを見分ける問題である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
装置が生体にエネルギーを照射して、その反射・透過・吸収を測る方式か、体内に投与した放射性医薬品から出てくる放射線を受け取るだけの方式かを見分ける問題である。超音波・X線CT・光トポグラフィは前者、PET・SPECTは後者。
【各選択肢の解説】
a.超音波診断装置
✅ 正しい。探触子から超音波を生体に送り、組織の境界で反射して戻るエコーを受信して画像にする。
b.X 線CT 装置
✅ 正しい。X線管からX線を照射し、体を透過したX線の減弱を多方向から測って断層像を再構成する。
c.PET 装置
❌ 誤り。陽電子放出核種で標識した薬剤を投与し、陽電子の消滅で生じる2本の消滅γ線(511 keV)を同時計数する。正しくは、装置はエネルギーを加えず、体内から出る放射線を検出する方式である。
d.SPECT 装置
❌ 誤り。単一光子(γ線)を出す核種の薬剤を投与し、体内から出るγ線をガンマカメラで検出する。正しくは、PETと同じく体内から出る放射線を受け取る方式である。
e.光トポグラフィ装置
✅ 正しい。頭皮上から近赤外光を照射し、脳を通って戻る光の量から酸素化・脱酸素化ヘモグロビン濃度の変化を測る。
❌ 誤り。c(PET)は体内からの放射線を検出する方式。正しくはa・b・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも装置がエネルギーを照射する方式である。
❌ 誤り。d(SPECT)は体内からの放射線を検出する方式。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは体内からの放射線を検出する方式。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは体内からの放射線を検出する方式。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
| 方式 | 装置 | 使うエネルギー |
|---|---|---|
| 装置から照射する | 超音波診断装置 | 超音波 |
| X線CT | X線 | |
| 光トポグラフィ | 近赤外光 | |
| 体内から出るものを測る | PET | 消滅γ線(511 keV×2) |
| SPECT | 単一光子のγ線 |
核医学(PET・SPECT)は「薬剤を入れて、出てくる放射線を測る」と覚える。
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