MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問

各種治療機器第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問(各種治療機器)の正答は 2 です。対極板を2つの電極に分けると、電気メス本体が2つの電極の間の抵抗(インピーダンス)を測れる。

問題
電気メスの対極板の電極部分が2 つに分かれている理由はどれか。
  1. 1. 高周波分流をモニタする。
  2. 2. 対極板の接触不良をモニタする。 ✓
  3. 3. 患者回路の連続性をモニタする。
  4. 4. 対極板コードの断線をモニタする。
  5. 5. 対極板コードコネクタの接続不良をモニタする。

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 36.8%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 対極板の接触不良をモニタする。

対極板を2つの電極に分けると、電気メス本体が2つの電極の間の抵抗(インピーダンス)を測れる。この値は対極板と皮膚がよく密着していれば低く、はがれて接触面積が減ると高くなるので、接触不良を検知して対極板熱傷を防ぐことができる。


【各選択肢の解説】

1. 高周波分流をモニタする。
❌ 誤り。高周波分流は、電流が対極板以外の経路(心電図電極・接地された金属など)へ流れる現象で、2分割の電極間抵抗では捉えられない。正しくは、分割対極板が見ているのは対極板と皮膚の接触状態である。
2. 対極板の接触不良をモニタする。
✅ 正しい。2電極間に監視用の微弱な電流を流してその間の抵抗を測り、接触面積が減って抵抗が上がると警報を出して出力を止める。接触面積が減ると電流密度が上がって熱傷が起こるため、それを防ぐしくみである。
3. 患者回路の連続性をモニタする。
❌ 誤り。回路がつながっているかどうかの確認は、分割にしなくても行える。正しくは、分割の目的は皮膚との接触面の状態(接触抵抗)を監視することである。
4. 対極板コードの断線をモニタする。
❌ 誤り。コードの断線は1枚電極でも断線監視回路で検知できる。正しくは、2分割にする理由は皮膚との接触不良の検知である。
5. 対極板コードコネクタの接続不良をモニタする。
❌ 誤り。コネクタの接続不良は断線監視と同じく回路の導通の問題である。正しくは、2分割にする理由は皮膚との接触不良の検知である。

【試験対策ポイント】

監視のしかた対極板分かること
断線監視1枚電極でも可コード・コネクタの導通
接触監視2分割電極皮膚との接触状態(はがれ・貼付不良)
  • 対極板熱傷の原因=接触面積の減少→電流密度の上昇→発熱
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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