第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問
各種治療機器第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問(各種治療機器)の正答は 2 です。PCIは、X線透視下でカテーテルを冠動脈に進め、狭窄部をバルーンで広げ、広げた部分が再び狭くならないようステントを留置する治療である。
問題
経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。
- 1. PCI 中の血管内超音波診断装置(IVUS)の使用は禁忌である。
- 2. 再狭窄予防のためにステントを留置する。 ✓
- 3. カテーテルはX 線CT 誘導下に挿入する。
- 4. バルーン拡張圧は50 気圧程度である。
- 5. 補助循環装置の準備は不要である。
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 88.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 再狭窄予防のためにステントを留置する。
PCIは、X線透視下でカテーテルを冠動脈に進め、狭窄部をバルーンで広げ、広げた部分が再び狭くならないようステントを留置する治療である。
【各選択肢の解説】
1. PCI 中の血管内超音波診断装置(IVUS)の使用は禁忌である。
❌ 誤り。IVUSは血管内から病変の性状・血管径を測り、ステントの大きさの選択や拡張・圧着の確認に使う。正しくは、IVUSはPCI中に併用される検査である。
❌ 誤り。IVUSは血管内から病変の性状・血管径を測り、ステントの大きさの選択や拡張・圧着の確認に使う。正しくは、IVUSはPCI中に併用される検査である。
2. 再狭窄予防のためにステントを留置する。
✅ 正しい。バルーンだけで広げた血管は、壁が元に戻ったり内膜が増殖したりして再び狭くなりやすい。金属の網の筒(ステント)で内側から支え、薬剤溶出性ステントでは内膜の増殖も抑える。
✅ 正しい。バルーンだけで広げた血管は、壁が元に戻ったり内膜が増殖したりして再び狭くなりやすい。金属の網の筒(ステント)で内側から支え、薬剤溶出性ステントでは内膜の増殖も抑える。
3. カテーテルはX 線CT 誘導下に挿入する。
❌ 誤り。カテーテルの操作は造影剤を使ったX線透視(血管造影)を見ながら行う。正しくは、X線透視下に挿入・操作する。
❌ 誤り。カテーテルの操作は造影剤を使ったX線透視(血管造影)を見ながら行う。正しくは、X線透視下に挿入・操作する。
4. バルーン拡張圧は50 気圧程度である。
❌ 誤り。50気圧は過大である。正しくは、拡張圧は数〜20気圧程度で、病変やバルーンの種類に応じて決める。
❌ 誤り。50気圧は過大である。正しくは、拡張圧は数〜20気圧程度で、病変やバルーンの種類に応じて決める。
5. 補助循環装置の準備は不要である。
❌ 誤り。冠動脈の閉塞や血行動態の破綻に備える必要がある。正しくは、IABP(大動脈内バルーンパンピング)やPCPS(経皮的心肺補助)などの補助循環をすぐ使えるよう準備しておく。
❌ 誤り。冠動脈の閉塞や血行動態の破綻に備える必要がある。正しくは、IABP(大動脈内バルーンパンピング)やPCPS(経皮的心肺補助)などの補助循環をすぐ使えるよう準備しておく。
【試験対策ポイント】
- PCI=X線透視下・バルーン拡張+ステント留置
- IVUS(血管内超音波)・OCTで病変とステントを評価する
- 重症例・合併症に備えてIABP・PCPSを待機
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