第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問(電子工学)の正答は 5 です。素子ごとに「何を検出・何に使うか」を見分ける問題。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
初回正答率 50%参考値
12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
素子ごとに「何を検出・何に使うか」を見分ける問題。オペアンプは多数のトランジスタを集積した回路(d)、ツェナーダイオードは降伏電圧が一定になる性質で定電圧を得る(e)。
【各選択肢の解説】
a.ピエゾ素子は磁束密度を検出する。
❌ 誤り。ピエゾ(圧電)素子は力・圧力・振動を加えると電圧を生じる素子である。正しくはピエゾ素子は圧力・振動を検出し、磁束密度を検出するのはホール素子。
b.CdS は光を受けると起電力が発生する。
❌ 誤り。CdSは光導電素子で、光が当たると抵抗値が下がるだけで起電力は生じない。正しくは光で起電力を生じるのはフォトダイオード・太陽電池(光起電力効果)。
c.フォトダイオードは受光量に関係なく一定電流が流れる。
❌ 誤り。正しくはフォトダイオードの光電流は受光量にほぼ比例して増える(だから光センサになる)。
d.オペアンプは多数のトランジスタで構成されている。
✅ 正しい。差動増幅段・増幅段・出力段などを多数のトランジスタと抵抗で1チップに集積した集積回路(IC)である。
e.ツェナーダイオードは一定の電圧を得るために用いる。
✅ 正しい。逆方向電圧が降伏電圧に達すると電流が変わっても端子電圧がほぼ一定に保たれるので、定電圧回路・基準電圧に使う。
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはd・eの組合せ。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはd・eの組合せ。
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはd・eの組合せ。
❌ 誤り。cが誤り。正しくはd・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。d・eとも正しい記述である。
【試験対策ポイント】
| 素子 | 入力→出力・用途 |
|---|---|
| ピエゾ(圧電)素子 | 力・圧力・振動 → 電圧 |
| ホール素子 | 磁束密度 → 電圧 |
| CdS | 光 → 抵抗値が変化(起電力なし) |
| フォトダイオード | 光 → 電流(受光量に比例) |
| ツェナーダイオード | 定電圧・基準電圧 |
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