MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問

電子工学第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問(電子工学)の正答は 5 です。電子部品に関する組合せ問題。

問題
電子部品について正しいのはどれか。 a.ピエゾ素子は磁束密度を検出する。 b.CdS は光を受けると起電力が発生する。 c.フォトダイオードは受光量に関係なく一定電流が流れる。 d.オペアンプは多数のトランジスタで構成されている。 e.ツェナーダイオードは一定の電圧を得るために用いる。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — d、e

電子部品に関する組合せ問題。オペアンプは多数のトランジスタで構成される集積回路(d)、ツェナーダイオードは定電圧を得るのに用いる(e)。d・eが正しく組合せは5番。


【各選択肢の解説】

a.ピエゾ素子は磁束密度を検出する。
❌ 誤り。ピエゾ(圧電)素子は圧力・力・振動を電圧に変換(圧電効果)。磁束密度検出はホール素子。

b.CdSは光を受けると起電力が発生する。
❌ 誤り。CdSは光導電素子で、光で抵抗が変化する(起電力は生じない)。起電力を生むのは光起電力素子(フォトダイオード等)。

c.フォトダイオードは受光量に関係なく一定電流が流れる。
❌ 誤り。フォトダイオードは受光量に比例した電流が流れる。

d.オペアンプは多数のトランジスタで構成されている。
✅ 正しい。オペアンプは多数のトランジスタ・抵抗からなる集積回路(差動増幅段+出力段等)。

e.ツェナーダイオードは一定の電圧を得るために用いる。
✅ 正しい。逆方向の降伏(ツェナー)電圧が一定になる特性を利用し定電圧(基準電圧)を得る。

正しい記述はd・e → 組合せは5番。


【試験対策ポイント】

  • ピエゾ素子=圧電(力↔電圧)、ホール素子=磁束密度、CdS=光導電(抵抗変化)、フォトダイオード=光→電流(比例)。
  • ツェナーダイオード=定電圧、発光ダイオード(LED)=電流→光。
  • 素子と物理量の対応は頻出。
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