第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第59問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第59問(情報処理工学)の正答は 3 です。SaaSは事業者のサーバ上のソフトをインターネット経由で使う形態。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 68.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
SaaSは事業者のサーバ上のソフトをインターネット経由で使う形態。サーバの保守・更新を事業者が担うので院内の負担が減り(b)、契約の変更で利用量の増加に対応しやすい(c)。一方、利用料は払い続け、カスタマイズは狭まり、回線に依存する。
【各選択肢の解説】
a.導入時の費用負担だけで済む。
❌ 誤り。初期費用は抑えやすいが、利用期間中は利用料が継続して発生する。正しくはSaaSは月額・年額などの利用料を払い続ける形態。
b.保守・管理業務の負担が少なくなる。
✅ 正しい。サーバの運用・ソフトの更新・バックアップなどを事業者が行うため、院内で担う保守業務が減る。
c.導入後の利用量の増大に対応しやすい。
✅ 正しい。事業者側の設備を使うので、利用者数やデータ量が増えても契約の変更で拡張しやすい(スケーラビリティ)。
d.カスタマイズの自由度が増える。
❌ 誤り。多くの利用者が同じソフトを共用する形態である。正しくはカスタマイズの自由度は院内に構築する場合より低くなる。
e.ネットワーク障害に強くなる。
❌ 誤り。インターネットを経由して使うため、回線が止まると業務も止まる。正しくはネットワーク障害の影響を受けやすくなる(回線の冗長化などの対策が要る)。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはb・cの組合せ。
❌ 誤り。a・eとも誤り。正しくはb・cの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。b・cとも移行の利点である。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはb・cの組合せ。
❌ 誤り。d・eとも誤り。正しくはb・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 事業者が提供するもの |
|---|---|
| SaaS | アプリケーション(ソフトそのもの) |
| PaaS | アプリを動かす基盤(OS・ミドルウェア) |
| IaaS | サーバ・ストレージ・ネットワーク |
- 利点:初期費用・保守負担の軽減、拡張しやすさ。欠点:利用料の継続、カスタマイズの制限、回線への依存
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