第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第59問
情報処理工学第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第59問(情報処理工学)の正答は 3 です。院内システムをSaaS(クラウド)へ移行する利点を選ぶ問題。
問題
病院内にある業務システムを、インターネット上でソフトウェアを利用す るクラウドサービスSaaS(Software as a Service)に移行する際の利点はどれか。
a.導入時の費用負担だけで済む。
b.保守・管理業務の負担が少なくなる。
c.導入後の利用量の増大に対応しやすい。
d.カスタマイズの自由度が増える。
e.ネットワーク障害に強くなる。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — b、c
院内システムをSaaS(クラウド)へ移行する利点を選ぶ問題。保守・管理の負担軽減(b)、利用量増大へのスケーラビリティ(c)が利点。b・cで組合せは3番。
【各選択肢の解説】
a.導入時の費用負担だけで済む。
❌ 誤り。SaaSは初期費用を抑えられる一方、利用料(月額等)が継続的に発生する。
b.保守・管理業務の負担が少なくなる。
✅ 正しい。サーバ運用・アップデート・バックアップ等を事業者が担うため、院内の保守負担が減る。
c.導入後の利用量の増大に対応しやすい。
✅ 正しい。スケーラビリティが高く、利用者・データ増に柔軟に対応できる。
d.カスタマイズの自由度が増える。
❌ 誤り。共通基盤を使うためカスタマイズの自由度はむしろ低い。
e.ネットワーク障害に強くなる。
❌ 誤り。インターネット経由で利用するためネットワーク依存が高まり、回線障害に弱くなる。
正しい記述はb・c → 組合せは3番。
【試験対策ポイント】
- SaaS=ソフトを利用(アプリ提供)/PaaS=開発基盤/IaaS=インフラ提供。
- クラウド利点:初期費用減・保守負担減・拡張性。欠点:継続課金・カスタマイズ制限・回線依存。
- 医療情報はセキュリティ・可用性(回線冗長化)の確保が課題。
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