第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問
システム工学第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問(システム工学)の正答は 5 です。伝達特性は、システムに入力を加えたとき出力がどう応答するか(入出力関係)を表すもの。
問題
システムの伝達特性でないのはどれか。
- 1. 時定数
- 2. ゲイン
- 3. ステップ応答
- 4. インパルス応答
- 5. ナイキスト周波数 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.6%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ナイキスト周波数
伝達特性は、システムに入力を加えたとき出力がどう応答するか(入出力関係)を表すもの。時定数・ゲイン・ステップ応答・インパルス応答はいずれもこれに当たる。ナイキスト周波数は標本化周波数の1/2で、AD変換(標本化)の条件を表す量であり、システムの伝達特性ではない。
【各選択肢の解説】
1. 時定数
❌ 時定数は伝達特性である。一次遅れ系の応答の速さを表し、ステップ入力で最終値の約63%に達するまでの時間。正しくは時定数は伝達特性を表すパラメータ。
❌ 時定数は伝達特性である。一次遅れ系の応答の速さを表し、ステップ入力で最終値の約63%に達するまでの時間。正しくは時定数は伝達特性を表すパラメータ。
2. ゲイン
❌ ゲインは伝達特性である。正しくはゲインは出力と入力の振幅の比で、周波数ごとに表したものが周波数特性(ボード線図のゲイン)になる。
❌ ゲインは伝達特性である。正しくはゲインは出力と入力の振幅の比で、周波数ごとに表したものが周波数特性(ボード線図のゲイン)になる。
3. ステップ応答
❌ ステップ応答は伝達特性である。正しくはステップ入力に対する出力の時間変化で、時間領域で系の特性を表す。
❌ ステップ応答は伝達特性である。正しくはステップ入力に対する出力の時間変化で、時間領域で系の特性を表す。
4. インパルス応答
❌ インパルス応答は伝達特性である。正しくはインパルス入力に対する出力で、これをラプラス変換したものが伝達関数になる。
❌ インパルス応答は伝達特性である。正しくはインパルス入力に対する出力で、これをラプラス変換したものが伝達関数になる。
5. ナイキスト周波数
✅ 伝達特性ではない(=正答)。標本化周波数の1/2で、これより高い成分は標本化で折り返し(エイリアシング)を生じる、という標本化側の量である。
✅ 伝達特性ではない(=正答)。標本化周波数の1/2で、これより高い成分は標本化で折り返し(エイリアシング)を生じる、という標本化側の量である。
【試験対策ポイント】
- 伝達特性の表し方:伝達関数・周波数特性(ゲイン・位相)・ステップ応答・インパルス応答・時定数
- ナイキスト周波数=標本化周波数÷2(標本化定理の話)
- 「ナイキスト線図(安定判別)」とは別物。名前の似た語に注意
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