MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問

血液浄化療法装置第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。血液浄化の原理は、拡散=濃度差、限外濾過=圧力差、浸透=溶媒の移動、吸着=吸着材表面への付着。

問題
血液浄化に関連して正しい組合せはどれか。 a.限外濾過 溶質の濃度差による移動 b.拡 散 圧力差による移動 c.浸 透 溶媒の移動 d.半透膜 細孔によるふるい分け e.吸 着 吸着材への溶解
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

血液浄化の原理は、拡散=濃度差、限外濾過=圧力差、浸透=溶媒の移動、吸着=吸着材表面への付着。正しい組合せは「浸透—溶媒の移動(c)」と「半透膜—細孔によるふるい分け(d)」で、4番。


【各選択肢の解説】

a. 限外濾過 — 溶質の濃度差による移動
❌ 誤り。限外濾過は膜間圧力差による溶媒(水)の移動。濃度差ではない。
b. 拡散 — 圧力差による移動
❌ 誤り。拡散は濃度差による溶質の移動。圧力差ではない。
c. 浸透 — 溶媒の移動
✅ 正しい。浸透は半透膜を介した溶媒(水)の移動。
d. 半透膜 — 細孔によるふるい分け
✅ 正しい。半透膜は孔径により分子をふるい分ける(ふるい係数)。
e. 吸着 — 吸着材への溶解
❌ 誤り。吸着は吸着材の表面への付着であり、溶解ではない。

よって正しい記述はc・d → 組合せは4番が正答。


【試験対策ポイント】

血液浄化の物質移動を対応づける。

原理駆動力・機序
拡散濃度差(HDの主原理)
限外濾過(対流)圧力差(除水・HFの原理)
浸透溶媒(水)の移動
吸着吸着材表面への付着

拡散=濃度差、濾過=圧力差、の取り違えが頻出。HDは拡散主体、HFは濾過(対流)主体、HDFは両方。

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