MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問

血液浄化療法装置第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。透析中に装置が連続して見張るのは、事故に直結する項目=気泡(空気誤入)、漏血(膜の破損)、透析液圧(除水・膜間圧力差の管理)。

問題
血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。 a.血漿浸透圧 b.気泡 c.漏血 d.透析液圧 e.透析液エンドトキシン濃度
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d ✓
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(b・c・d)

透析中に装置が連続して見張るのは、事故に直結する項目=気泡(空気誤入)、漏血(膜の破損)、透析液圧(除水・膜間圧力差の管理)。血漿浸透圧とエンドトキシン濃度は装置で連続測定するものではない。


【各選択肢の解説】

a.血漿浸透圧
❌ 誤り。正しくは必要に応じて血液検査で測る項目で、透析中に装置で常時監視するものではない。

b.気泡
✅ 正しい。静脈側(返血側)の気泡検知器が回路内の気泡を検知すると血液ポンプを止め、空気塞栓を防ぐ。

c.漏血
✅ 正しい。漏血検知器が透析液の排液に血液が混じらないかを見張り、ダイアライザの膜の破損を検知する。

d.透析液圧
✅ 正しい。静脈圧とともに透析液圧を連続測定し、膜間圧力差(TMP)から除水と膜の状態を管理する。

e.透析液エンドトキシン濃度
❌ 誤り。正しくは透析液の水質管理として定期的に検体を採って測定する項目で、常時監視はしない。

1. a、b、c
❌ 誤り。aが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
2. a、b、e
❌ 誤り。a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
3. a、d、e
❌ 誤り。a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
4. b、c、d
✅ 正しい(=正答)。3つとも透析装置が常時監視する項目である。
5. c、d、e
❌ 誤り。eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。

【試験対策ポイント】

  • 常時監視(装置の警報):静脈圧・透析液圧(TMP)・気泡・漏血・透析液温度・透析液濃度(電気伝導度)・除水量
  • 定期管理:透析液のエンドトキシン・細菌数(水質)
  • 気泡=空気塞栓の防止、漏血=膜破損の検知、と目的をセットで覚える
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