第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問
血液浄化療法装置第36回午後
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。緊急透析では即座に脱血・返血できる経路が必要で、内頸静脈などに留置するバスキュラーカテーテル法が最も利用される。
問題
緊急透析用バスキュラーアクセスとして最も利用されるのはどれか。
- 1. カテーテル法 ✓
- 2. 自己血管内シャント
- 3. 人工血管内シャント
- 4. 動脈表在化
- 5. 動脈直接穿刺
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — カテーテル法
緊急透析では即座に脱血・返血できる経路が必要で、内頸静脈などに留置するバスキュラーカテーテル法が最も利用される。内シャントは造設後の成熟に時間がかかり緊急には使えない。よって正答は1番。
【各選択肢の解説】
1. カテーテル法
✅ 正しい。非カフ型(またはカフ型)透析用カテーテルを中心静脈に留置し、即時に血液透析を開始できる。緊急時の第一選択。
✅ 正しい。非カフ型(またはカフ型)透析用カテーテルを中心静脈に留置し、即時に血液透析を開始できる。緊急時の第一選択。
2. 自己血管内シャント
❌ 誤り。造設後、使用可能になるまで数週間の成熟期間が必要。緊急には不向き。
❌ 誤り。造設後、使用可能になるまで数週間の成熟期間が必要。緊急には不向き。
3. 人工血管内シャント
❌ 誤り。同様に造設・成熟に時間がかかり、緊急使用には適さない。
❌ 誤り。同様に造設・成熟に時間がかかり、緊急使用には適さない。
4. 動脈表在化
❌ 誤り。手術で作製し治癒を要するため、緊急のアクセスにはならない。
❌ 誤り。手術で作製し治癒を要するため、緊急のアクセスにはならない。
5. 動脈直接穿刺
❌ 誤り。合併症が多く、現在は緊急アクセスとして一般的でない。
❌ 誤り。合併症が多く、現在は緊急アクセスとして一般的でない。
【試験対策ポイント】
バスキュラーアクセスの使い分け:緊急・一時的→透析用カテーテル(内頸・大腿静脈)。長期・維持→自己血管内シャント(AVF)が第一選択、血管が乏しければ人工血管(AVG)や動脈表在化。内シャントは成熟に時間を要するので「今すぐ透析」にはカテーテル、と覚える。
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