第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第77問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第77問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。腎臓から排泄できず体にたまる成分を制限する。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
初回正答率 90.5%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
腎臓から排泄できず体にたまる成分を制限する。リンは骨・血管の石灰化、塩分は体液量の増加と高血圧、カリウムは致死的不整脈の原因になる。エネルギー源(炭水化物・脂質)はむしろ十分にとる。
【各選択肢の解説】
a.脂質
❌ 誤り。正しくは脂質は透析で特に制限する成分ではなく、炭水化物とともにエネルギー源として適正量をとる。
b.リン
✅ 正しい。リンがたまると高リン血症から二次性副甲状腺機能亢進症・骨の異常・血管の石灰化を招くため制限する。
c.塩分
✅ 正しい。塩分をとると口渇から飲水が増え、透析間の体重増加・高血圧・心不全につながるため制限する。
d.カリウム
✅ 正しい。高カリウム血症は不整脈・心停止を起こすため制限する。
e.炭水化物
❌ 誤り。正しくはエネルギー不足は体のたんぱく質の分解を招くため、炭水化物は十分なエネルギーを確保する方向でとる。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
❌ 誤り。a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
❌ 誤り。a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。3つとも維持透析で摂取制限に留意する成分である。
❌ 誤り。eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
【試験対策ポイント】
慢性透析患者の食事療法基準(日本透析医学会 2014):食塩6 g/日未満、カリウム2,000 mg/日以下、リンはたんぱく質(g)×15 mg/日以下、水分はできるだけ少なく。エネルギーは制限せず十分にとる。
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