第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第83問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第83問(医用機械工学)の正答は 2 です。ベルヌーイの定理は、粘性も圧縮性もない完全流体の定常流で、流線に沿って「圧力+運動エネルギー+位置エネルギー」の和が一定になる、という力学的エネルギー保存則である。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 60%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ベルヌーイの定理は、粘性も圧縮性もない完全流体の定常流で、流線に沿って「圧力+運動エネルギー+位置エネルギー」の和が一定になる、という力学的エネルギー保存則である。式:P + ½ρv² + ρgh = 一定。
【各選択肢の解説】
a.完全流体に適用される。
✅ 正しい。粘性による摩擦損失があるとエネルギーが熱に変わり和が一定にならないため、粘性のない完全流体が前提である。
b.重力とは無関係である。
❌ 誤り。正しくは位置エネルギーの項 ρgh に重力加速度 g が入り、高さの差が圧力に影響する。
c.温度をパラメータとして含む。
❌ 誤り。正しくは式の変数は圧力 P・流速 v・高さ h(と密度 ρ)で、温度は含まない。
d.連続の式を導くことができる。
❌ 誤り。正しくは連続の式(A₁v₁ = A₂v₂)は質量保存則から導く別の式で、ベルヌーイの式からは導けない。
e.力学的エネルギー保存則が適用される。
✅ 正しい。単位体積あたりの圧力・運動・位置のエネルギーの和が保存されることを表した式である。
❌ 誤り。bが誤り。正しくはa・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。a・eとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dとも誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 式 | 根拠 | 形 |
|---|---|---|
| ベルヌーイの定理 | 力学的エネルギー保存 | P + ½ρv² + ρgh = 一定 |
| 連続の式 | 質量保存 | A₁v₁ = A₂v₂ |
2つを組み合わせると「狭窄部では流速が上がり圧力が下がる」が導ける。
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