MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第86問

生体物性第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第86問(生体物性)の正答は 3 です。放射線の単位は「何を測る量か」で分ける。

問題
生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか。
  1. 1. Bq
  2. 2. C/kg
  3. 3. Sv ✓
  4. 4. Gy
  5. 5. eV

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.3%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — Sv

放射線の単位は「何を測る量か」で分ける。吸収線量(Gy)に放射線の種類による重み(放射線加重係数)、さらに臓器ごとの感受性の重み(組織加重係数)を掛けた等価線量・実効線量が、生物への影響を考慮した量で、単位はシーベルト(Sv)。


【各選択肢の解説】

1. Bq
❌ 誤り。正しくはベクレルは放射能(1秒あたりに崩壊する原子核の数)の単位で、物質がどれだけ放射線を出すかを表す。
2. C/kg
❌ 誤り。正しくは照射線量(X線・γ線が空気を電離して生じた電荷量÷空気の質量)の単位。
3. Sv
✅ 正しい(=正答)。等価線量・実効線量の単位で、同じ吸収線量でも放射線の種類や被ばくした臓器で影響が違うことを重みで反映している。
4. Gy
❌ 誤り。正しくはグレイは吸収線量(物質1 kgあたりに吸収されたエネルギー、J/kg)の単位で、生物への影響の重みは含まない。
5. eV
❌ 誤り。正しくは電子ボルトは放射線1個(粒子・光子)のエネルギーの単位で、線量の単位ではない。

【試験対策ポイント】

単位量
Bq放射能(崩壊数/秒)
C/kg照射線量
Gy(J/kg)吸収線量
Sv等価線量・実効線量(生物影響を考慮)
eVエネルギー

Gy と Sv はどちらも J/kg の次元だが、重みを掛けたものが Sv。

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