MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第88問

医用材料第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第88問(医用材料)の正答は 4 です。医療機器の生物学的安全性評価(ISO 10993/JIS)は、接触部位・接触期間(時間)で機器を分類し、必要な試験(細胞毒性・感作性など)を選ぶ。

問題
医療機器の生物学的安全性評価で誤っているのはどれか。
  1. 1. 感作性試験を行う。
  2. 2. 細胞毒性試験を行う。
  3. 3. 生体と接触する時間で分類される。
  4. 4. 生体と接触する面積で分類される。
  5. 5. 生体と接触する部位で分類される。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 生体と接触する面積で分類される。

医療機器の生物学的安全性評価(ISO 10993/JIS)は、接触部位・接触期間(時間)で機器を分類し、必要な試験(細胞毒性・感作性など)を選ぶ。接触面積では分類しない。よって誤りは4番。


【各選択肢の解説】

1. 感作性試験を行う。
✅ 正しい。アレルギー(感作)誘発性を調べる試験で評価項目に含まれる。
2. 細胞毒性試験を行う。
✅ 正しい。基本的な生物学的評価として細胞毒性試験を行う。
3. 生体と接触する時間で分類される。
✅ 正しい。一時的(≦24時間)・短中期・長期(>30日)など接触期間で分類する。
4. 生体と接触する面積で分類される。
❌ 誤り。分類基準は接触部位と接触期間であり、面積では分類しない。これが正答。
5. 生体と接触する部位で分類される。
✅ 正しい。非接触・体表・体内/血液接触など接触部位で分類する。

【試験対策ポイント】

生物学的安全性評価(ISO 10993):機器を①接触部位(体表/粘膜/血液・体内組織)②接触期間(一時的≦24h/短中期/長期>30日)で分類し、該当する試験(細胞毒性・感作性・刺激性・全身毒性・血液適合性・発熱性・遺伝毒性など)を選択。「面積」は分類軸でないのがひっかけ。設問は「誤っているもの」を問う否定問題。

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