MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問

循環器系第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問(循環器系)の正答は 2 です。急性心筋梗塞の急性期合併症は、壊死した心筋が起こす不整脈(心室頻拍・心室細動など)・ポンプ失調(心不全・心原性ショック)・機械的合併症(乳頭筋断裂・心室中隔穿孔・心破裂)である。

問題
急性心筋梗塞の急性期合併症はどれか。 a.乳頭筋断裂 b.感染性心内膜炎 c.心房中隔欠損症 d.僧帽弁狭窄症 e.心室頻拍
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

急性心筋梗塞の急性期合併症は、壊死した心筋が起こす不整脈(心室頻拍・心室細動など)・ポンプ失調(心不全・心原性ショック)・機械的合併症(乳頭筋断裂・心室中隔穿孔・心破裂)である。先天性疾患や感染症、慢性の弁膜症は当たらない。


【各選択肢の解説】

a.乳頭筋断裂
✅ 正しい。乳頭筋の壊死で断裂し、急性の僧帽弁閉鎖不全から急性心不全・肺水腫を起こす。

b.感染性心内膜炎
❌ 誤り。正しくは、弁や心内膜への細菌などの感染症で、弁膜症や人工弁などが素地になる。心筋梗塞の急性期合併症ではない。

c.心房中隔欠損症
❌ 誤り。正しくは先天性心疾患である。梗塞の機械的合併症で起こるのは心室中隔穿孔。

d.僧帽弁狭窄症
❌ 誤り。正しくは、主にリウマチ熱の後に長い年月をかけて起こる弁膜症である。梗塞で起こる弁の障害は乳頭筋の障害による僧帽弁閉鎖不全。

e.心室頻拍
✅ 正しい。梗塞の急性期は心室性不整脈が起こりやすく、心室頻拍・心室細動は突然死の原因となる。

1. a、b
❌ 誤り。bは感染症。正しくはa・e。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。2つとも急性期合併症である。
3. b、c
❌ 誤り。どちらも当たらない。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。どちらも当たらない。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dは慢性の弁膜症。正しくはa・e。

【試験対策ポイント】

種類例
不整脈心室頻拍・心室細動・房室ブロック
ポンプ失調心不全・心原性ショック
機械的合併症乳頭筋断裂(→僧帽弁閉鎖不全)・心室中隔穿孔・心破裂
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