第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問
内分泌・代謝系第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(内分泌・代謝系)の正答は 2 です。甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンの作用が急激に過剰となり複数の臓器が働かなくなる、命にかかわる状態である。
問題
甲状腺クリーゼでみられる症状について誤っているのはどれか。
- 1. 呼吸困難
- 2. 低体温 ✓
- 3. 頻脈
- 4. 低血圧
- 5. 多汗
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.1%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 低体温
甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンの作用が急激に過剰となり複数の臓器が働かなくなる、命にかかわる状態である。代謝が亢進するため発熱(高体温)が中心の症状で、低体温は誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 呼吸困難
✅ 正しい。頻脈や心房細動からの心不全、代謝亢進による酸素需要の増加で呼吸困難を起こしうる。
✅ 正しい。頻脈や心房細動からの心不全、代謝亢進による酸素需要の増加で呼吸困難を起こしうる。
2. 低体温
❌ 誤り(=正答)。正しくは、代謝亢進で熱の産生が増えて高体温(38℃以上の発熱)となる。低体温は機能低下側の極型である粘液水腫性昏睡でみられる。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、代謝亢進で熱の産生が増えて高体温(38℃以上の発熱)となる。低体温は機能低下側の極型である粘液水腫性昏睡でみられる。
3. 頻脈
✅ 正しい。甲状腺ホルモンが心臓の交感神経への反応を強め、著しい頻脈や心房細動を起こす。
✅ 正しい。甲状腺ホルモンが心臓の交感神経への反応を強め、著しい頻脈や心房細動を起こす。
4. 低血圧
✅ 正しい。重症では心不全や脱水(発汗・下痢・嘔吐)で循環が保てず、低血圧・ショックに至る。
✅ 正しい。重症では心不全や脱水(発汗・下痢・嘔吐)で循環が保てず、低血圧・ショックに至る。
5. 多汗
✅ 正しい。代謝亢進と発熱に対して熱を逃がすため、多量の発汗がみられる。
✅ 正しい。代謝亢進と発熱に対して熱を逃がすため、多量の発汗がみられる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 甲状腺クリーゼ | 粘液水腫性昏睡 |
|---|---|---|
| 甲状腺機能 | 亢進の極型 | 低下の極型 |
| 体温 | 高体温 | 低体温 |
| 脈 | 頻脈・心房細動 | 徐脈 |
| 共通 | 意識障害 | 意識障害 |
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