MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第18問

神経・筋肉系第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第18問(神経・筋肉系)の正答は 4 です。ギラン・バレー症候群は先行感染(カンピロバクター腸炎や上気道感染など)の1〜3週後に発症する急性の免疫介在性末梢神経障害。

問題
感染を契機に発症する疾患はどれか。
  1. 1. 重症筋無力症
  2. 2. パーキンソン病
  3. 3. 筋萎縮性側索硬化症
  4. 4. ギラン・バレー症候群
  5. 5. 進行性筋ジストロフィー

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — ギラン・バレー症候群

ギラン・バレー症候群は先行感染(カンピロバクター腸炎や上気道感染など)の1〜3週後に発症する急性の免疫介在性末梢神経障害。感染を契機に発症するため4番が正答。


【各選択肢の解説】

1. 重症筋無力症
❌ 誤り。神経筋接合部の自己免疫疾患(抗アセチルコリン受容体抗体)。胸腺腫と関連するが感染契機ではない。
2. パーキンソン病
❌ 誤り。黒質ドパミン神経の変性疾患で感染契機ではない。
3. 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
❌ 誤り。運動ニューロンの進行性変性疾患で原因不明、感染契機ではない。
4. ギラン・バレー症候群
✅ 正しい。先行感染後に生じる急性炎症性脱髄性多発神経炎。左右対称・下肢からの弛緩性麻痺、進行すると呼吸筋麻痺。
5. 進行性筋ジストロフィー
❌ 誤り。遺伝性(ジストロフィン遺伝子異常など)の筋疾患。

【試験対策ポイント】

ギラン・バレー症候群:先行感染(カンピロバクター・サイトメガロ・EBV等)→数日〜数週後に上行性の左右対称性弛緩性麻痺・腱反射消失。髄液で蛋白細胞解離(蛋白↑・細胞正常)が特徴。重症例は呼吸筋麻痺で人工呼吸が必要。治療は血漿交換・免疫グロブリン大量療法。臨床工学的にも呼吸管理で重要。

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