MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問

感染症第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問(感染症)の正答は 1 です。手術部位感染(SSI)の予防は、患者の抵抗力を保つこと(血糖管理・正常体温の維持)と、菌を持ち込まない・増やさないこと(手指衛生・予防的抗菌薬)が柱である(CDC手術部位感染予防ガイドライン)。

問題
手術部位感染症の予防策はどれか。 a.術前からの血糖管理 b.医療者の手指衛生 c.周術期の抗菌薬投与 d.術中の低体温 e.手術後抜糸までのガーゼ被覆保護
  1. 1. a、b、c ✓
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.1%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b・c)

手術部位感染(SSI)の予防は、患者の抵抗力を保つこと(血糖管理・正常体温の維持)と、菌を持ち込まない・増やさないこと(手指衛生・予防的抗菌薬)が柱である(CDC手術部位感染予防ガイドライン)。術中の低体温はSSIを増やす。


【各選択肢の解説】

a.術前からの血糖管理
✅ 正しい。高血糖は白血球の働きを落としてSSIを増やすため、周術期の血糖管理が予防になる。

b.医療者の手指衛生
✅ 正しい。手指を介した菌の持ち込みを防ぐ基本の対策で、手術時手洗いも含む。

c.周術期の抗菌薬投与
✅ 正しい。皮膚を切る時点で組織の抗菌薬濃度が十分になるよう、執刀前に予防的に投与する。

d.術中の低体温
❌ 誤り。正しくは、低体温は末梢血管の収縮で組織の酸素が減りSSIを増やすため、正常体温の維持が予防策である。

e.手術後抜糸までのガーゼ被覆保護
❌ 誤り。正しくは、一次閉鎖した創は術後24〜48時間、滅菌した被覆材で保護すればよいとされ(CDC 1999年ガイドライン)、抜糸まで覆い続ける必要はない。

1. a、b、c
✅ 正しい(=正答)。3つとも予防策である。
2. a、b、e
❌ 誤り。eは不要。正しくはa・b・c。
3. a、d、e
❌ 誤り。dは危険因子、eは不要。正しくはa・b・c。
4. b、c、d
❌ 誤り。dは危険因子。正しくはa・b・c。
5. c、d、e
❌ 誤り。dは危険因子、eは不要。正しくはa・b・c。

【試験対策ポイント】

予防策逆の危険因子
血糖管理高血糖
正常体温の維持術中低体温
執刀前の予防的抗菌薬投与のタイミングのずれ
除毛はクリッパーで直前にカミソリでの剃毛
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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