MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問

消化器系第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問(消化器系)の正答は 5 です。ピロリ菌は胃粘膜に慢性炎症(萎縮性胃炎)を起こし、そこから胃癌・消化性潰瘍・胃MALTリンパ腫へつながる。

問題
ヘリコバクター・ピロリ菌感染と関連しないのはどれか。
  1. 1. 胃癌
  2. 2. 十二指腸潰瘍
  3. 3. MALT リンパ腫
  4. 4. 特発性血小板減少性紫斑病
  5. 5. 逆流性食道炎 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.2%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 逆流性食道炎

ピロリ菌は胃粘膜に慢性炎症(萎縮性胃炎)を起こし、そこから胃癌・消化性潰瘍・胃MALTリンパ腫へつながる。胃外ではITPとの関連が知られる。逆流性食道炎は胃酸の食道への逆流が原因で、ピロリ菌とは関連しない(除菌後にむしろ増えることがある)。


【各選択肢の解説】

1. 胃癌
❌ 関連しない、は誤り。正しくはピロリ菌は胃癌の最大の危険因子で、WHO(IARC)がグループ1の発癌因子に分類している。
2. 十二指腸潰瘍
❌ 関連しない、は誤り。正しくは十二指腸潰瘍の主な原因はピロリ菌感染とNSAIDsで、除菌で再発が大きく減る。
3. MALT リンパ腫
❌ 関連しない、は誤り。正しくは胃MALTリンパ腫はピロリ菌感染と強く関連し、除菌で退縮する例が多い。
4. 特発性血小板減少性紫斑病
❌ 関連しない、は誤り。正しくはピロリ菌陽性のITPでは除菌で血小板数が増える例があり、除菌治療の対象になる。
5. 逆流性食道炎
✅ 関連しない(=正答)。胃酸が食道へ逆流して食道粘膜に炎症を起こす病気で、下部食道括約筋のゆるみなどが原因。ピロリ菌の除菌で胃酸分泌が戻り、かえって増えることがある。

【試験対策ポイント】

  • ピロリ菌と関連する病気:萎縮性胃炎・胃癌・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・ITP
  • 逆流性食道炎は関連しない側の定番。「胃の病気=全部ピロリ」と考えると落とす
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