第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問
血液系第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問(血液系)の正答は 3 です。DICは全身の小さな血管で凝固が起こり続け、凝固因子と血小板が使い果たされる(消費性凝固障害)。
問題
播種性血管内凝固症候群(DIC)の特徴的所見はどれか。
- 1. プロトロンビン時間(PT)の短縮
- 2. フィブリノーゲン値の上昇
- 3. フィブリン分解産物(FDP)値の上昇 ✓
- 4. ヘモグロビン値の上昇
- 5. 血小板数の増加
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.2%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — フィブリン分解産物(FDP)値の上昇
DICは全身の小さな血管で凝固が起こり続け、凝固因子と血小板が使い果たされる(消費性凝固障害)。同時にできた血栓を溶かす線溶も進むため、血栓の分解産物であるFDP・Dダイマーが上がる。
【各選択肢の解説】
1. プロトロンビン時間(PT)の短縮
❌ 誤り。凝固因子が消費されて減るため、正しくはPTは延長する。
❌ 誤り。凝固因子が消費されて減るため、正しくはPTは延長する。
2. フィブリノーゲン値の上昇
❌ 誤り。フィブリノーゲンも凝固で消費されるため、正しくは低下する。
❌ 誤り。フィブリノーゲンも凝固で消費されるため、正しくは低下する。
3. フィブリン分解産物(FDP)値の上昇
✅ 正しい。全身にできたフィブリン血栓をプラスミンが分解するため、FDP・Dダイマーが上がる。DIC診断の中心の指標である。
✅ 正しい。全身にできたフィブリン血栓をプラスミンが分解するため、FDP・Dダイマーが上がる。DIC診断の中心の指標である。
4. ヘモグロビン値の上昇
❌ 誤り。正しくは出血や、細い血管内の血栓で赤血球が壊れること(破砕赤血球)により、ヘモグロビンは低下の方向へ動く。
❌ 誤り。正しくは出血や、細い血管内の血栓で赤血球が壊れること(破砕赤血球)により、ヘモグロビンは低下の方向へ動く。
5. 血小板数の増加
❌ 誤り。血小板は血栓づくりに使われるため、正しくは減少する。
❌ 誤り。血小板は血栓づくりに使われるため、正しくは減少する。
【試験対策ポイント】
| 検査 | DICでの動き | 理由 |
|---|---|---|
| 血小板数 | 減少 | 消費 |
| PT・APTT | 延長 | 凝固因子の消費 |
| フィブリノーゲン | 低下 | 消費 |
| FDP・Dダイマー | 上昇 | 線溶の亢進 |
- 「消費される物は下がる・時間は延びる・分解産物は上がる」で整理する
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