第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問(感染症)の正答は 1・2 です。AIDSではCD4陽性T細胞が減って細胞性免疫が落ち、ニューモシスチス肺炎・カンジダ症などの日和見感染が起こる。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1・2番
初回正答率 61.9%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
AIDSではCD4陽性T細胞が減って細胞性免疫が落ち、ニューモシスチス肺炎・カンジダ症などの日和見感染が起こる。帯状疱疹(ウイルスの再活性化)と肺炎球菌性肺炎(細菌性肺炎)もHIV感染者で起こりやすいため、cを含む1番とeを含む2番がどちらも正答とされた。dだけが外れる。
【各選択肢の解説】
a.ニューモシスチス肺炎
✅ 正しい。代表的なAIDS指標疾患で、日本のHIV感染者でもAIDS発症時に最も多い病気の一つである。
b.食道カンジダ症
✅ 正しい。細胞性免疫が落ちると口腔・食道のカンジダ症が起こり、食道カンジダ症はAIDS指標疾患である。
c.帯状疱疹
✅ 正しい。潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが免疫の低下で再活性化し、HIV感染者では起こりやすく重症化・再発しやすい。
d.マイコプラズマ肺炎
❌ 誤り。正しくは免疫が正常な小児・若年者に多い市中肺炎で、AIDSで特に起こりやすい感染症には挙げられない。
e.肺炎球菌性肺炎
✅ 正しい。HIV感染者では細菌性肺炎、とくに肺炎球菌性肺炎が起こりやすく、反復する細菌性肺炎はAIDS指標疾患に入る。
✅ 正しい(=正答)。3つともAIDS患者に起こりやすい。
✅ 正しい(=正答)。3つともAIDS患者に起こりやすい。
❌ 誤り。dを含む。正しくはdはAIDSに特有ではなく、a・b・cまたはa・b・eが正答。
❌ 誤り。dを含む。正しくはa・b・cまたはa・b・eが正答。
❌ 誤り。dを含む。正しくはa・b・cまたはa・b・eが正答。
【試験対策ポイント】
- AIDS指標疾患の代表:ニューモシスチス肺炎・カンジダ症(食道・気管・肺)・サイトメガロウイルス感染症・クリプトコッカス症・トキソプラズマ脳症・非結核性抗酸菌症・カポジ肉腫・反復性肺炎
- CD4数が200/µLを下回ると日和見感染が増える
- マイコプラズマ肺炎は「健康な若者の肺炎」で、免疫不全の病気とは結びつかない
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