第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問(電気工学)の正答は 2 です。小電力医用テレメータは、病院内で使うごく弱い電波の送信機である。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 60%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
小電力医用テレメータは、病院内で使うごく弱い電波の送信機である。アンテナは使う電波の波長に合った長さで最も効率がよく、長ければよいわけではない(aが誤り)。送信出力も1 mW程度で、50 mWは大きすぎる(eが誤り)。
【各選択肢の解説】
a.送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。
❌ 誤り。正しくはアンテナは使用する電波の波長に合わせた長さ(1/4波長など)のときに効率が最もよい。
b.使用する周波数帯は各メーカ共通である。
✅ 正しい。医用テレメータには420〜450 MHz帯が割り当てられ、どのメーカもこの帯域とチャネルの区分を共通に使う。
c.混信対策としてゾーン配置が用いられる。
✅ 正しい。病棟などの区域(ゾーン)ごとに使うチャネルのグループを割り振り、同じチャネルが近くで重ならないようにする。
d.受信感度不足にはブースタが用いられる。
✅ 正しい。受信アンテナから受信機までの間で信号が弱くなる場合、ブースタ(増幅器)で補う。
e.送信出力は50 mW 程度である。
❌ 誤り。正しくは送信出力(空中線電力)は1 mW以下(型式によっては10 mW以下)とごく小さい(電波法・特定小電力無線局)。
❌ bは正しい記述なので、誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・e。
❌ a・eはどちらも誤った記述で、この組が誤りの組(=正答)。正しくはa=波長に合った長さで効率最大、e=1 mW程度。
❌ b・cは正しい記述なので、誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・e。
❌ c・dは正しい記述なので、誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・e。
❌ dは正しい記述なので、誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・e。
【試験対策ポイント】
- 周波数帯:420〜450 MHz帯/送信出力:1 mW以下(一部10 mW以下)
- 混信対策:チャネル管理(色ラベル)・ゾーン配置
- 受信感度不足:ブースタ・受信アンテナの配置
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