第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問(医用画像計測)の正答は 4 です。Bモードは反射が強いほど明るく表示し、方位分解能はビームが細いほどよい。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 80%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
Bモードは反射が強いほど明るく表示し、方位分解能はビームが細いほどよい。診断用の超音波はMHz帯を使う。a・b・eはこの基本の向き・桁を逆にした記述で、正しいのはパワードプラ法とセクタ走査の記述である。
【各選択肢の解説】
a.B モードでは反射強度が弱いほど明るく表示される。
❌ 誤り。Bモードは反射の強さを明るさ(輝度)に変えて表示する。正しくは反射が強いほど明るく表示される。
b.超音波ビームの幅が広いほど方位分解能が優れる。
❌ 誤り。方位分解能はビームに直角な方向で2点を見分ける力。正しくはビームの幅が狭いほど方位分解能はよい。
c.パワードプラ法は毛細血管の血流観察に用いられる。
✅ 正しい。パワードプラ法はドプラ信号の強さを表示するため、流れの遅い・細い血流でも感度よく描け、臓器内の細かい血流の観察に使われる。
d.セクタ走査は心臓の観察に用いられる。
✅ 正しい。小さな探触子から扇形に走査するので、肋骨の間の狭いすき間から奥の心臓を広く見られる。
e.100 kHz 程度の超音波を用いる。
❌ 誤り。100 kHzでは波長が長く画像の分解能が得られない。正しくは診断用には数MHz〜十数MHzを用いる。
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはc・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eとも誤った記述。正しくはc・dの組合せである。
❌ 誤り。bは誤った記述。正しくはc・dの組合せである。
✅ 正しい(=正答)。c・dとも正しい記述である。
❌ 誤り。eは誤った記述。正しくはc・dの組合せである。
【試験対策ポイント】
| 走査方式 | 形 | 主な対象 |
|---|---|---|
| リニア | 長方形 | 体表(頸動脈・甲状腺・乳腺) |
| コンベックス | 扇形に近い台形 | 腹部 |
| セクタ | 扇形 | 心臓 |
- 周波数が高いほど分解能はよく、深くまでは届かない
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