MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第32問

医用画像計測第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第32問(医用画像計測)の正答は 1 です。PETは体内に入れた放射性薬剤の分布を画像にする検査で、代謝・機能を見るのが得意な反面、空間分解能(解像度)は数mmとX線CTより低い。

問題
画像計測について誤っているのはどれか。
  1. 1. PET はX 線CT よりも画像の解像度が高い。 ✓
  2. 2. X 線CT 像では脂肪よりも筋肉の方が高いCT 値を示す。
  3. 3. ディジタルX 線画像はDICOM 形式で保存される。
  4. 4. MRI 撮影ではT₁ 緩和とT₂ 緩和が同時に進行する。
  5. 5. SPECT では断層像が得られる。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — PET はX 線CT よりも画像の解像度が高い。

PETは体内に入れた放射性薬剤の分布を画像にする検査で、代謝・機能を見るのが得意な反面、空間分解能(解像度)は数mmとX線CTより低い。だからPET/CTでCTの形の情報と重ねて使う。


【各選択肢の解説】

1. PET はX 線CT よりも画像の解像度が高い。
❌ 誤り。PETは消滅放射線の検出器の大きさなどで解像度が制限される。正しくはPETの解像度はX線CTより低い。
2. X 線CT 像では脂肪よりも筋肉の方が高いCT 値を示す。
✅ 正しい。CT値は水を0、空気を−1000とした値で、脂肪は約−100、筋肉は約+40と、筋肉の方が高い。
3. ディジタルX 線画像はDICOM 形式で保存される。
✅ 正しい。DICOMは医用画像の保存と機器間の通信の国際標準規格で、CT・MRI・X線画像に共通に使われる。
4. MRI 撮影ではT₁ 緩和とT₂ 緩和が同時に進行する。
✅ 正しい。RFパルスを切った後、縦方向の磁化の回復(T₁緩和)と横方向の磁化の減衰(T₂緩和)は同時に進む。T₂の方が速く終わる。
5. SPECT では断層像が得られる。
✅ 正しい。ガンマカメラを体の周りに回転させて多方向から収集し、断層像に再構成する。

【試験対策ポイント】

物質CT値(HU)のめやす
空気−1000
脂肪約−100
水0
筋肉約+40
骨数百〜+1000
  • 解像度:CT・MRI > SPECT・PET(核医学は機能を見る検査)
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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