第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。ESWLは体外で発生させた衝撃波を水を介して体内へ伝え、結石に集める。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
初回正答率 45.5%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ESWLは体外で発生させた衝撃波を水を介して体内へ伝え、結石に集める。結石の位置合わせ(照準)は、腎結石は超音波でもX線でもできるが、尿管結石は腸管ガスや骨に隠れて超音波では見えにくく、X線照準が向く。骨盤内の尿管結石は骨盤の骨が衝撃波をさえぎるため、ESWLの適用になりにくい。
【各選択肢の解説】
a.尿管結石の破砕時には超音波照準方式が適している。
❌ 誤り。尿管結石は腸管ガスなどで超音波では描き出しにくい。正しくはX線照準方式が適している。
b.心電図同期装置が必要である。
✅ 正しい。衝撃波が心臓の受攻期に当たると不整脈を起こすおそれがあるため、心電図のR波に合わせて衝撃波を出す。
c.衝撃波は水中を伝播させる。
✅ 正しい。水は人体の軟部組織と音響インピーダンスが近く、境界での反射が少ないため、衝撃波を体内へ効率よく伝えられる。
d.腹部大動脈瘤患者には使用禁忌である。
✅ 正しい。衝撃波の通り道や近くに大動脈瘤があると、瘤が破裂するおそれがあるため禁忌である。
e.骨盤内の尿管結石に適用する。
❌ 誤り。骨盤の骨が衝撃波をさえぎり、焦点を合わせにくい。正しくはESWLの主な対象は腎結石と上部尿管結石である。
❌ 誤り。aは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せである。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
❌ 誤り。eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せである。
【試験対策ポイント】
- 照準:腎結石=超音波またはX線/尿管結石=X線
- 伝える媒体=水(音響インピーダンスが生体に近い)・心電図R波同期
- 禁忌:妊娠・出血傾向・腹部大動脈瘤など
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