MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問

電子工学第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問(電子工学)の正答は 1 です。図の回路は、出力を反転入力(−)へそのまま戻し、入力 vᵢ を非反転入力(+)に入れたボルテージフォロワ(電圧増幅度1の非反転増幅器)。

問題
図の回路で入力波形と出力波形の組合せで正しいのはどれか。 ただし、A は理想演算増幅器で、入出力波形の図は同一スケールとする。
第37回午前第55問 図
  1. 1. 図の組合せ1 ✓
  2. 2. 図の組合せ2
  3. 3. 図の組合せ3
  4. 4. 図の組合せ4
  5. 5. 図の組合せ5

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 47.1%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 図の組合せ1

図の回路は、出力を反転入力(−)へそのまま戻し、入力 vᵢ を非反転入力(+)に入れたボルテージフォロワ(電圧増幅度1の非反転増幅器)。出力は入力と同じ形・同じ大きさ・同じ位相になる。

図の読み方

  • +端子:vᵢ が入る
  • −端子:抵抗なしで出力とつながる
  • 理想演算増幅器は+と−が同電位(イマジナリショート)→ v₀=vᵢ

【各選択肢の解説】

1. 図の組合せ1
✅ 正しい。入力の正弦波と同じ振幅・同じ位相の正弦波が出ており、v₀=vᵢ に合う。
2. 図の組合せ2
❌ 誤り。出力が負の部分を正に折り返した形で、全波整流回路の出力。正しくはフォロワでは入力と同じ三角波が出る。
3. 図の組合せ3
❌ 誤り。出力のパルスが入力より1区間ぶん遅れて出ており、入力と時刻が合わない。正しくはフォロワでは入力と同じ時刻に同じパルス波形が出る。
4. 図の組合せ4
❌ 誤り。出力の符号が反転しており、反転増幅器(増幅度−1)の形。正しくはフォロワでは入力と同じく右上がりの直線が出る。
5. 図の組合せ5
❌ 誤り。出力の振幅が入力より大きく、増幅度が1を超える非反転増幅器の形。正しくはフォロワでは同じ振幅の波形が出る。

【試験対策ポイント】

  • ボルテージフォロワ:増幅度1、入力インピーダンスが非常に高く出力インピーダンスが低い→インピーダンス変換(バッファ)に使う
  • 非反転増幅の増幅度=1+R_f/R_s(R_f=0でフォロワ)
  • 反転増幅の増幅度=−R_f/R_s
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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