MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問

電気工学第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問(電気工学)の正答は 5 です。複素数の割り算は、分母の j を払って a+jb の形にしてから象限を見る。

問題
(-√3-j)/(2j)の偏角はどれか。 ただし、j は虚数単位である。
  1. 1. -π
  2. 2. -(2/3)π
  3. 3. -(1/3)π
  4. 4. (1/3)π
  5. 5. (2/3)π ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 23.8%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — (2/3)π

複素数の割り算は、分母の j を払って a+jb の形にしてから象限を見る。

途中式
1/j=-j なので、分子・分母に -j を掛ける(分母は 2j×(-j)=-2j²=2)。
(-√3-j)/(2j)=(-√3-j)(-j)/2=(√3j+j²)/2=(-1+√3j)/2
実部 -1/2、虚部 +√3/2 → 第2象限。tanθ の大きさは √3 なので基準角は π/3。
偏角=π-π/3=(2/3)π(120°)

別解:割り算の偏角=分子の偏角-分母の偏角。分子 -√3-j は第3象限で -(5/6)π、分母 2j は π/2。-(5/6)π-π/2=-(4/3)π。-π〜π に直すと +2π して (2/3)π。


【各選択肢の解説】

1. -π
❌ 誤り。-π は負の実数の向き。正しくは虚部が +√3/2 で 0 でないので、偏角は(2/3)π である。
2. -(2/3)π
❌ 誤り。第3象限(実部・虚部とも負)の角で、符号を取り違えた値。正しくは虚部が正の第2象限で(2/3)π である。
3. -(1/3)π
❌ 誤り。第4象限(実部正・虚部負)の角。正しくは実部が負・虚部が正の第2象限で(2/3)π である。
4. (1/3)π
❌ 誤り。第1象限(60°)の角で、実部の符号を見落とした値。正しくは実部が -1/2 なので π-π/3=(2/3)π である。
5. (2/3)π
✅ 正しい(=正答)。(-1+√3j)/2 は大きさ1、実部 -1/2・虚部 √3/2 で、cos120°=-1/2、sin120°=√3/2 に一致する。

【試験対策ポイント】

  • 1/j=-j(分母の j はこれで払う)
  • 割り算の偏角=分子の偏角-分母の偏角(最後に -π〜π に直す)
  • 象限を先に決めてから基準角(tan π/6=1/√3、tan π/3=√3)を当てる
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医用電気電子工学」でまとめて復習できます。電気・電子・情報処理・システム工学の公式と頻出ポイントを1本に集約。計算問題の解き筋も整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「医用電気電子工学」第1章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第37回 全問一覧

▶ 電気工学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)