第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。酸素濃度を設定できるのは、患者の吸気流量を上回る量のガスを、決まった比率で空気と混ぜて流す高流量システム(ネブライザ付き酸素吸入装置・ベンチュリーマスク)である。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 44.8%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
酸素濃度を設定できるのは、患者の吸気流量を上回る量のガスを、決まった比率で空気と混ぜて流す高流量システム(ネブライザ付き酸素吸入装置・ベンチュリーマスク)である。鼻カニューレ・簡易酸素マスク・リザーバ付きマスクは、足りない分を室内気で補うため、吸入酸素濃度が呼吸のしかたで変わる。
【各選択肢の解説】
a.ネブライザ付き酸素吸入装置
✅ 正しい。ベンチュリー効果で空気を一定の比率で取り込み、加湿したガスを高流量で流すため、設定した酸素濃度を供給できる。
b.ベンチュリーマスク
✅ 正しい。ダイリューター(空気取り込み口の大きさ)を選んで、空気との混合比=酸素濃度を設定できる。
c.リザーバ付きマスク
❌ 誤り。正しくはリザーババッグにためた酸素で高い濃度は得られるが、吸気流量が多いと室内気が混ざるため、酸素濃度を設定することはできない。
d.簡易酸素マスク
❌ 誤り。正しくは低流量システムで、吸気の不足分を室内気で補うため、酸素濃度は呼吸パターンで変わり設定できない。
e.鼻カニューレ
❌ 誤り。正しくは低流量システムで、酸素流量は決められても吸入酸素濃度は換気量や口呼吸で変わり設定できない。
✅ 正しい(=正答)。a・bはどちらも高流量システムで酸素濃度を設定できる。
❌ 誤り。eの鼻カニューレは低流量システム。正しくはa・bの組合せである。
❌ 誤り。cのリザーバ付きマスクは濃度を設定できない。正しくはa・bの組合せである。
❌ 誤り。c・dとも濃度を設定できない。正しくはa・bの組合せである。
❌ 誤り。d・eとも低流量システム。正しくはa・bの組合せである。
【試験対策ポイント】
| 方式 | 器具 | 酸素濃度 |
|---|---|---|
| 高流量システム | ベンチュリーマスク・ネブライザ付き酸素吸入装置 | 設定できる |
| リザーバシステム | リザーバ付きマスク | 高濃度だが設定できない |
| 低流量システム | 鼻カニューレ・簡易酸素マスク | 呼吸で変わる |
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」第1章を開く(買い切り850円)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化