MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問

呼吸療法装置第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問(呼吸療法装置)の正答は 5 です。吸着型酸素濃縮器はゼオライトが窒素を吸着して空気から酸素を濃縮する装置。

問題
吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。
  1. 1. ゼオライトを用いて窒素を吸着する。
  2. 2. 加圧した空気を吸着筒内に送る。
  3. 3. 吸着濃縮後のガスは乾燥している。
  4. 4. 貯蔵タンクに蓄えてから供給する。
  5. 5. 酸素濃度の上限は50%程度である。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 酸素濃度の上限は50%程度である。(誤りを問う問題)

吸着型酸素濃縮器はゼオライトが窒素を吸着して空気から酸素を濃縮する装置。得られる酸素濃度は約90%以上に達するため、「上限50%程度」は誤りで、これが設問の答え。


【各選択肢の解説】

1. ゼオライトを用いて窒素を吸着する。
✅ 正しい。圧力スイング吸着(PSA)方式で窒素を吸着する。
2. 加圧した空気を吸着筒内に送る。
✅ 正しい。加圧下で窒素を吸着させる。
3. 吸着濃縮後のガスは乾燥している。
✅ 正しい。乾燥ガスのため加湿器の併用が必要。
4. 貯蔵タンクに蓄えてから供給する。
✅ 正しい。安定供給のため貯蔵する。
5. 酸素濃度の上限は50%程度である。
❌ 誤り(設問の答え)。90%以上の高濃度酸素が得られる。

【試験対策ポイント】

在宅酸素療法(HOT)の主流は吸着型(PSA)。ゼオライトで窒素を吸着し90%超の高濃度酸素を得る。乾燥ガスなので加湿が必要。なお膜型酸素濃縮器は約40%程度と低濃度で、両者の違いが問われる。

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