第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問
血液浄化療法装置第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 3 です。半透膜をはさんで濃度差により溶質を移動させる分離が拡散で、これを使う操作が透析である。
問題
半透膜を介した拡散分離操作はどれか。
- 1. 限外濾過
- 2. 精密濾過
- 3. 透析 ✓
- 4. 吸着
- 5. 遠心分離
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.8%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 透析
半透膜をはさんで濃度差により溶質を移動させる分離が拡散で、これを使う操作が透析である。圧力差で水と溶質を押し出すのは濾過(限外濾過・精密濾過)、表面にくっつけて取るのは吸着、密度差で分けるのは遠心分離と、駆動力の違いで見分ける。
【各選択肢の解説】
1. 限外濾過
❌ 誤り。正しくは膜の両側の圧力差(膜間圧力差)で水と溶質を一緒に押し出す濾過(対流)で、血液透析の除水やHDFで使う。
❌ 誤り。正しくは膜の両側の圧力差(膜間圧力差)で水と溶質を一緒に押し出す濾過(対流)で、血液透析の除水やHDFで使う。
2. 精密濾過
❌ 誤り。正しくは限外濾過より大きな孔の膜を使い、圧力差で微粒子などをふるい分ける濾過である。
❌ 誤り。正しくは限外濾過より大きな孔の膜を使い、圧力差で微粒子などをふるい分ける濾過である。
3. 透析
✅ 正しい(=正答)。半透膜の両側の濃度差によって、濃い側から薄い側へ溶質が拡散して移る。尿素やクレアチニンなど小分子の除去に優れる。
✅ 正しい(=正答)。半透膜の両側の濃度差によって、濃い側から薄い側へ溶質が拡散して移る。尿素やクレアチニンなど小分子の除去に優れる。
4. 吸着
❌ 誤り。正しくは吸着材の表面に物質を結合させて取り除く方法で、膜を介した拡散ではない(例:β2-ミクログロブリン吸着カラム)。
❌ 誤り。正しくは吸着材の表面に物質を結合させて取り除く方法で、膜を介した拡散ではない(例:β2-ミクログロブリン吸着カラム)。
5. 遠心分離
❌ 誤り。正しくは遠心力で密度の差により成分を分ける方法で、膜を使わない(例:遠心分離式の血漿分離)。
❌ 誤り。正しくは遠心力で密度の差により成分を分ける方法で、膜を使わない(例:遠心分離式の血漿分離)。
【試験対策ポイント】
| 操作 | 駆動力 | 主に除くもの |
|---|---|---|
| 透析(拡散) | 濃度差 | 小分子(尿素・クレアチニン) |
| 限外濾過(対流) | 圧力差 | 水・中〜大分子 |
| 吸着 | 吸着材との結合 | 特定の物質 |
| 遠心分離 | 密度差 | 血球と血漿など |
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