第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問
腎・泌尿器・生殖器系第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 4 です。腎性貧血は、腎臓で作られる造血ホルモンエリスロポエチンの産生が落ちて起こる貧血である。
問題
腎性貧血の治療薬として用いられるのはどれか。
- 1. 活性型ビタミンD
- 2. カルシウム拮抗薬
- 3. カルシウム受容体作動薬
- 4. 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン ✓
- 5. アンジオテンシン変換酵素阻害薬
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 88.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン
腎性貧血は、腎臓で作られる造血ホルモンエリスロポエチンの産生が落ちて起こる貧血である。足りないホルモンを補う遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(赤血球造血刺激因子製剤=ESA)が治療薬になる。他の選択肢は慢性腎臓病の別の合併症(骨・ミネラル代謝異常、高血圧)の薬である。
【各選択肢の解説】
1. 活性型ビタミンD
❌ 誤り。正しくは腎臓でのビタミンD活性化の低下を補う薬で、二次性副甲状腺機能亢進症などの骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療に使う。
❌ 誤り。正しくは腎臓でのビタミンD活性化の低下を補う薬で、二次性副甲状腺機能亢進症などの骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療に使う。
2. カルシウム拮抗薬
❌ 誤り。正しくは血管平滑筋へのカルシウム流入を抑えて血管を広げる降圧薬である。
❌ 誤り。正しくは血管平滑筋へのカルシウム流入を抑えて血管を広げる降圧薬である。
3. カルシウム受容体作動薬
❌ 誤り。正しくは副甲状腺のカルシウム感知受容体に作用して副甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬(シナカルセトなど)で、二次性副甲状腺機能亢進症の治療に使う。
❌ 誤り。正しくは副甲状腺のカルシウム感知受容体に作用して副甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬(シナカルセトなど)で、二次性副甲状腺機能亢進症の治療に使う。
4. 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン
✅ 正しい(=正答)。エリスロポエチンは骨髄の赤芽球系前駆細胞に働いて赤血球の産生を促す。腎性貧血ではこれが足りないので、製剤で補うと赤血球が増える。
✅ 正しい(=正答)。エリスロポエチンは骨髄の赤芽球系前駆細胞に働いて赤血球の産生を促す。腎性貧血ではこれが足りないので、製剤で補うと赤血球が増える。
5. アンジオテンシン変換酵素阻害薬
❌ 誤り。正しくはアンジオテンシンⅡの産生を抑える降圧薬で、蛋白尿を減らす腎保護の目的でも使う。
❌ 誤り。正しくはアンジオテンシンⅡの産生を抑える降圧薬で、蛋白尿を減らす腎保護の目的でも使う。
【試験対策ポイント】
| 慢性腎臓病の合併症 | 原因 | 主な治療薬 |
|---|---|---|
| 腎性貧血 | エリスロポエチン産生↓ | ESA製剤+鉄補充 |
| 骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD) | ビタミンD活性化↓・リン貯留 → 副甲状腺ホルモン↑ | 活性型ビタミンD・カルシウム受容体作動薬・リン吸着薬 |
| 高血圧 | 体液過剰・レニン−アンジオテンシン系 | カルシウム拮抗薬・ACE阻害薬など |
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