第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第79問
血液浄化療法装置第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第79問(血液浄化療法装置)の正答は 3 です。腹膜透析液は、血漿に近い電解質組成に、除水のための高濃度ブドウ糖と、緩衝剤として乳酸(または重炭酸と乳酸)を加えた液である。
問題
腹膜透析液の濃度で正しいのはどれか。
- 1. ナトリウムイオン濃度 150 mEq/L
- 2. カリウムイオン濃度 2.0 mEq/L
- 3. カルシウムイオン濃度 2.5 mEq/L ✓
- 4. ブドウ糖濃度 100 mg/dL
- 5. 酢酸イオン濃度 8.0 mEq/L
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 18.2%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — カルシウムイオン濃度 2.5 mEq/L
腹膜透析液は、血漿に近い電解質組成に、除水のための高濃度ブドウ糖と、緩衝剤として乳酸(または重炭酸と乳酸)を加えた液である。カリウムは除去したいので含まない。カルシウムは2.5〜3.5 mEq/L程度で、2.5 mEq/Lはこの範囲に入る。
【各選択肢の解説】
1. ナトリウムイオン濃度 150 mEq/L
❌ 誤り。正しくはナトリウムは約132〜135 mEq/Lで、血漿よりやや低めにしてある。150 mEq/Lは高すぎる。
❌ 誤り。正しくはナトリウムは約132〜135 mEq/Lで、血漿よりやや低めにしてある。150 mEq/Lは高すぎる。
2. カリウムイオン濃度 2.0 mEq/L
❌ 誤り。正しくは腹膜透析液はカリウムを含まない(0 mEq/L)。体内にたまるカリウムを除くためである。
❌ 誤り。正しくは腹膜透析液はカリウムを含まない(0 mEq/L)。体内にたまるカリウムを除くためである。
3. カルシウムイオン濃度 2.5 mEq/L
✅ 正しい(=正答)。腹膜透析液のカルシウムは2.5〜3.5 mEq/L程度に設定されており、2.5 mEq/Lは実際に使われる濃度である。
✅ 正しい(=正答)。腹膜透析液のカルシウムは2.5〜3.5 mEq/L程度に設定されており、2.5 mEq/Lは実際に使われる濃度である。
4. ブドウ糖濃度 100 mg/dL
❌ 誤り。正しくはブドウ糖は浸透圧で除水するための物質で、約1.35〜4%(約1,350〜4,000 mg/dL)と高濃度である。100 mg/dLは血糖程度で除水できない。
❌ 誤り。正しくはブドウ糖は浸透圧で除水するための物質で、約1.35〜4%(約1,350〜4,000 mg/dL)と高濃度である。100 mg/dLは血糖程度で除水できない。
5. 酢酸イオン濃度 8.0 mEq/L
❌ 誤り。正しくは腹膜透析液の緩衝剤は乳酸(約35〜40 mEq/L)、または重炭酸と乳酸の組み合わせで、酢酸は使わない。
❌ 誤り。正しくは腹膜透析液の緩衝剤は乳酸(約35〜40 mEq/L)、または重炭酸と乳酸の組み合わせで、酢酸は使わない。
【試験対策ポイント】
| 成分 | 腹膜透析液 |
|---|---|
| ナトリウム | 約132〜135 mEq/L |
| カリウム | 0 |
| カルシウム | 約2.5〜3.5 mEq/L |
| 緩衝剤 | 乳酸(または重炭酸+乳酸) |
| ブドウ糖 | 約1.35〜4%(濃いほど除水量が多い) |
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