MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問

医用機械工学第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問(医用機械工学)の正答は 2 です。Q=mcΔT を c について解く。

問題
密度2500 kg/m³、体積10 L の物体に100 kJ の熱量を与えると物体の温度が10℃上昇した。この物体の比熱[J/(kg・K)]に最も近いのはどれか。 ただし、与えられた熱量はすべて物体の温度上昇に使われたものとする。
  1. 1. 2.5 × 10²
  2. 2. 4.0 × 10² ✓
  3. 3. 2.5 × 10³
  4. 4. 4.0 × 10³
  5. 5. 2.5 × 10⁴

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 36.8%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 4.0 × 10²

Q=mcΔT を c について解く。体積をm³に直して質量を出すのが要点。


【各選択肢の解説】

途中式

  • 体積:10 L=10×10⁻³ m³=0.01 m³
  • 質量:m=2500 kg/m³×0.01 m³=25 kg
  • 比熱:c=Q/(mΔT)=100×10³ J/(25 kg×10 K)=400 J/(kg・K)=4.0×10² J/(kg・K)
(温度差は℃でもKでも同じ値:10℃の上昇=10 K)

1. 2.5 × 10²
❌ 誤り。正しくは 4.0×10²。250 は計算からは出てこない値。
2. 4.0 × 10²
✅ 正しい。上の途中式どおり 100000÷(25×10)=400。
3. 2.5 × 10³
❌ 誤り。正しくは 4.0×10²。2500 は密度の数値で、比熱ではない。
4. 4.0 × 10³
❌ 誤り。正しくは 4.0×10²。10 L を 0.001 m³ と換算を誤ると m=2.5 kg となり、100000÷(2.5×10)=4000 になる。1 L=10⁻³ m³ を確認する。
5. 2.5 × 10⁴
❌ 誤り。正しくは 4.0×10²。

【試験対策ポイント】

  • Q=mcΔT(Q:J、m:kg、c:J/(kg・K)、ΔT:K)
  • 1 m³=1000 L、1 L=10⁻³ m³
  • 比較の目安:水の比熱は約4.2×10³ J/(kg・K)
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