第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問
生体物性第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問(生体物性)の正答は 3 です。オーバーシュートは、活動電位で膜電位が0 mVを超えて正の値になる部分。
問題
細胞の興奮における細胞膜電位の変化を下図に示す。オーバーシュートによる電位変化はどれか。
- 1. A
- 2. B
- 3. C ✓
- 4. D
- 5. E
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.8%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — C
オーバーシュートは、活動電位で膜電位が0 mVを超えて正の値になる部分。図では0 mVの線から頂点(約+20数mV)までを示すCがこれにあたる。
【各選択肢の解説】
図の読み方:縦軸は膜電位[mV]。静止電位は約−60 mV、閾値は−40 mVの破線、頂点は+20 mVをやや超える。各矢印がどの線からどの線までかを見る。
1. A
❌ 誤り。Aは静止電位(−60 mV)から頂点までで、活動電位の振幅全体。正しくは、オーバーシュートはそのうち0 mVより上の部分だけ。
❌ 誤り。Aは静止電位(−60 mV)から頂点までで、活動電位の振幅全体。正しくは、オーバーシュートはそのうち0 mVより上の部分だけ。
2. B
❌ 誤り。Bは閾値(−40 mV)から頂点まで。正しくは、オーバーシュートは閾値でなく0 mVを基準にした正の部分。
❌ 誤り。Bは閾値(−40 mV)から頂点まで。正しくは、オーバーシュートは閾値でなく0 mVを基準にした正の部分。
3. C
✅ 正しい。0 mVから頂点までの、膜電位が正(細胞内が外より正)になった区間。Na⁺の流入で膜電位がNa⁺の平衡電位に近づくため0 mVを超える。
✅ 正しい。0 mVから頂点までの、膜電位が正(細胞内が外より正)になった区間。Na⁺の流入で膜電位がNa⁺の平衡電位に近づくため0 mVを超える。
4. D
❌ 誤り。Dは静止電位(−60 mV)から閾値(−40 mV)までの差で、発火に必要な脱分極の大きさ。正しくは、オーバーシュートは0 mVより上の部分。
❌ 誤り。Dは静止電位(−60 mV)から閾値(−40 mV)までの差で、発火に必要な脱分極の大きさ。正しくは、オーバーシュートは0 mVより上の部分。
5. E
❌ 誤り。Eは再分極の後に静止電位より負になる部分で、後過分極。正しくは、オーバーシュートは頂点側の正の部分。
❌ 誤り。Eは再分極の後に静止電位より負になる部分で、後過分極。正しくは、オーバーシュートは頂点側の正の部分。
【試験対策ポイント】
| 区間 | 名称 | 主なイオンの動き |
|---|---|---|
| 静止電位→閾値 | 脱分極(閾値まで) | — |
| 閾値→頂点 | 脱分極(急速) | Na⁺流入 |
| 0 mV→頂点 | オーバーシュート | Na⁺流入 |
| 頂点→静止電位 | 再分極 | K⁺流出 |
| 静止電位より負 | 後過分極 | K⁺流出が続く |
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