MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問

医用機械工学第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(医用機械工学)の正答は 4 です。ハーゲン・ポアズイユの式は円管内の層流の流量を表す。

問題
ハーゲン・ポアズイユの式はどれか。 ただし、Q を流量、ΔP を圧力差、r を管の半径、μ を粘性率、L を管の長さとする。
第37回午前第86問 図
  1. 1. Q=ΔP・μπr⁴/(8L)
  2. 2. Q=ΔP・μπr²/(8L)
  3. 3. Q=ΔP・r²/(8μπL)
  4. 4. Q=ΔP・πr⁴/(8μL) ✓
  5. 5. Q=ΔP・πr²/(8μL)

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 73.7%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — Q=ΔP・πr⁴/(8μL)

ハーゲン・ポアズイユの式は円管内の層流の流量を表す。流量は圧力差と半径の4乗に比例し、粘性率と管の長さに反比例する。


【各選択肢の解説】

1. Q=ΔP・μπr⁴/(8L)
❌ 誤り。μが分子にある。正しくは、粘性が大きいほど流れにくいので μ は分母に入る。
2. Q=ΔP・μπr²/(8L)
❌ 誤り。μが分子、rが2乗。正しくは、μは分母・rは4乗。
3. Q=ΔP・r²/(8μπL)
❌ 誤り。πが分母、rが2乗。正しくは、πは分子・rは4乗。
4. Q=ΔP・πr⁴/(8μL)
✅ 正しい。ハーゲン・ポアズイユの式そのもの。管壁で流速0・中心で最大となる放物線状の速度分布を断面全体で積分すると、流量が r⁴ に比例する形になる。
5. Q=ΔP・πr²/(8μL)
❌ 誤り。rが2乗。正しくは、流量は半径の4乗に比例する。

【試験対策ポイント】

  • Q=πr⁴ΔP/(8μL):半径が1/2になると流量は1/16
  • 流れの抵抗 R=ΔP/Q=8μL/(πr⁴)
  • 成り立つ条件=層流・ニュートン流体・十分長い円管
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