MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第20問

消化器系第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第20問(消化器系)の正答は 1 です。A型肝炎ウイルスは経口(糞口)感染し、急性肝炎を起こした後に排除され、慢性化・キャリア化しない。

問題
正しいのはどれか。
  1. 1. A 型肝炎は慢性化しない。 ✓
  2. 2. C 型肝炎はワクチンで予防できる。
  3. 3. 自己免疫性肝炎の治療にはインターフェロンを用いる。
  4. 4. NASH はアルコール性脂肪肝炎のことである。
  5. 5. 薬剤性肝障害は劇症化しない。

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.8%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — A型肝炎は慢性化しない。

A型肝炎ウイルスは経口(糞口)感染し、急性肝炎を起こした後に排除され、慢性化・キャリア化しない。慢性化しうるのは血液・体液で感染するB型(主に母子感染・乳幼児期の感染)・C型である。


【各選択肢の解説】

1. A型肝炎は慢性化しない。
✅ 正しい(=正答)。感染後に終生免疫ができてウイルスは排除されるため、慢性肝炎・キャリアにならない。
2. C型肝炎はワクチンで予防できる。
❌ 誤り。C型肝炎ウイルスは変異が多く、実用化されたワクチンはない。正しくはワクチンがあるのはA型・B型で、C型は感染経路(血液)の対策で予防する。
3. 自己免疫性肝炎の治療にはインターフェロンを用いる。
❌ 誤り。インターフェロンは免疫を活性化するため自己免疫性肝炎を悪化させうる。正しくは副腎皮質ステロイドが第一選択である。
4. NASHはアルコール性脂肪肝炎のことである。
❌ 誤り。NASHはnon-alcoholic steatohepatitisの略。正しくは非アルコール性脂肪肝炎で、飲酒歴がほとんどない人の脂肪肝炎である。
5. 薬剤性肝障害は劇症化しない。
❌ 誤り。正しくは劇症化(急性肝不全)することがあり、劇症肝炎の原因の一つである。

【試験対策ポイント】

型感染経路慢性化ワクチン
A型経口しないあり
B型血液・体液することがある(母子感染・乳幼児期の感染で持続感染しやすい。成人の感染は多くが一過性)あり
C型血液しやすいなし
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