MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第20問

消化器系第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第20問(消化器系)の正答は 1 です。A型肝炎は経口感染する急性肝炎で慢性化しない。

問題
正しいのはどれか。
  1. 1. A 型肝炎は慢性化しない。
  2. 2. C 型肝炎はワクチンで予防できる。
  3. 3. 自己免疫性肝炎の治療にはインターフェロンを用いる。
  4. 4. NASH はアルコール性脂肪肝炎のことである。
  5. 5. 薬剤性肝障害は劇症化しない。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — A型肝炎は慢性化しない。

A型肝炎は経口感染する急性肝炎で慢性化しない。したがって1が正しい。C型のワクチンは存在せず、自己免疫性肝炎はステロイド治療、NASHは非アルコール性、薬剤性肝障害は劇症化しうるため2〜5は誤り。


【各選択肢の解説】

1. A型肝炎は慢性化しない。
✅ 正しい。HAVは経口(糞口)感染で急性経過をとり、慢性化・キャリア化しない。
2. C型肝炎はワクチンで予防できる。
❌ 誤り。C型肝炎ワクチンは存在しない(B型・A型にはワクチンあり)。
3. 自己免疫性肝炎の治療にはインターフェロンを用いる。
❌ 誤り。副腎皮質ステロイドが第一選択。インターフェロンはむしろ悪化させうる。
4. NASHはアルコール性脂肪肝炎のことである。
❌ 誤り。NASHは非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic steatohepatitis)。
5. 薬剤性肝障害は劇症化しない。
❌ 誤り。薬剤性肝障害は劇症肝炎に至ることがある。

【試験対策ポイント】

肝炎ウイルス:A・E型=経口感染・急性のみ(慢性化なし)、B・C型=血液/体液感染・慢性化しうる。ワクチン:A・B型はあり、C型はなし。脂肪肝炎:NASH=非アルコール性、ASH=アルコール性。B型・C型は肝硬変・肝細胞癌へ進展。

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