MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問

医用画像計測第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問(医用画像計測)の正答は 1 です。電子内視鏡は先端の撮像素子(CCD・CMOS)で画像を電気信号に変えて送り、照明は本体の光源装置からライトガイドで先端へ導く。

問題
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。 a.電子内視鏡はグラスファイバを用いて画像を伝達する。 b.電子内視鏡の光源は挿入部先端に組み込まれている。 c.カプセル内視鏡は画像データを体外に送信する。 d.IRI(Infra-Red Imaging)では粘膜深部の血管を観察できる。 e.超音波内視鏡は組織内部病変の診断に用いられる。
  1. 1. a、b ✓
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.3%参考値

12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b)

電子内視鏡は先端の撮像素子(CCD・CMOS)で画像を電気信号に変えて送り、照明は本体の光源装置からライトガイドで先端へ導く。画像をグラスファイバで運ぶのは旧来のファイバースコープであり、aとbが誤りである。


【各選択肢の解説】

a.電子内視鏡はグラスファイバを用いて画像を伝達する。
❌ 誤り。正しくは先端の撮像素子で画像を電気信号に変換し、電線で本体へ送る。グラスファイバの束(イメージガイド)で画像を光のまま運ぶのはファイバースコープである。

b.電子内視鏡の光源は挿入部先端に組み込まれている。
❌ 誤り。正しくは光源は本体側の光源装置にあり、光はライトガイド(グラスファイバ)で先端まで導かれる。先端にあるのは照明の出射窓と撮像素子である。

c.カプセル内視鏡は画像データを体外に送信する。
✅ 正しい。飲み込んだカプセルが消化管を進みながら撮影し、画像を無線で体外の受信装置へ送る。

d.IRI(Infra-Red Imaging)では粘膜深部の血管を観察できる。
✅ 正しい。赤外光は可視光より組織の深くまで届くため、インドシアニングリーン(ICG)を静注して赤外光で観察すると粘膜深部の血管・血流が描出できる。

e.超音波内視鏡は組織内部病変の診断に用いられる。
✅ 正しい。先端の超音波振動子で消化管壁の層構造や壁外の臓器を描出し、粘膜下の病変の深さなどを診断する。

1. a、b
❌ a・bはどちらも誤った記述で、この組が誤りの組(=正答)。正しくはa=撮像素子で電気信号化、b=光源は本体の光源装置。
2. a、e
❌ eは正しい記述なので誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・b。
3. b、c
❌ cは正しい記述なので誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・b。
4. c、d
❌ c・dは正しい記述なので誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・b。
5. d、e
❌ d・eは正しい記述なので誤りの組に入らない。正しくは誤った記述はa・b。

【試験対策ポイント】

方式画像の伝え方照明
ファイバースコープグラスファイバ束で光のまま外部光源+ライトガイド
電子内視鏡先端の撮像素子→電気信号外部光源+ライトガイド
カプセル内視鏡無線で体外へ送信カプセル内蔵

「画像を光のまま運ぶのはファイバースコープだけ」と覚える。

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