MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問

治療の基礎第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(治療の基礎)の正答は 3 です。治療機器を、組織に与えるエネルギーの種類で分ける問題。

問題
機械力を利用する医療機器はどれか。 a.冷凍手術器 b.IABP 装置 c.高気圧治療装置 d.レーザメス e.サイクロトロン
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c ✓
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.5%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番(b・c)

治療機器を、組織に与えるエネルギーの種類で分ける問題。IABPはバルーンの膨張・収縮で血液を押し出し、高気圧治療装置は高い圧力をかける。どちらも機械的(力学的)エネルギーを使う。


【各選択肢の解説】

a.冷凍手術器
❌ 該当しない。正しくは液化ガスの気化などで組織を冷やして凍結・壊死させる熱エネルギー(冷却)を使う機器である。

b.IABP装置
✅ 該当する。大動脈内のバルーンを拡張期に膨らませ収縮期直前にしぼませる機械的な動きで、冠血流を増やし心臓の後負荷を減らす。

c.高気圧治療装置
✅ 該当する。装置内を大気圧より高い圧力にして、血液に溶ける酸素の量を増やす。圧力という力学的な作用を使う。

d.レーザメス
❌ 該当しない。正しくはレーザ光を組織に吸収させて熱に変える光エネルギーを使う機器である。

e.サイクロトロン
❌ 該当しない。正しくは電場と磁場で荷電粒子を加速する装置で、粒子線治療やPET用の放射性核種の製造に使う放射線(粒子線)の領域である。

1. a、b
❌ aは熱エネルギー。正しくは機械力はb・c。
2. a、e
❌ aは熱、eは放射線。正しくは機械力はb・c。
3. b、c
✅ 正しい(=正答)。どちらも機械的(力学的)エネルギーを使う。
4. c、d
❌ dは光エネルギー。正しくは機械力はb・c。
5. d、e
❌ dは光、eは放射線。正しくは機械力はb・c。

【試験対策ポイント】

エネルギー代表的な機器
機械(力学)IABP・高気圧治療装置・体外衝撃波結石破砕装置
熱冷凍手術器・ハイパーサーミア装置
光レーザメス
放射線・粒子線リニアック・サイクロトロン
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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